何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

愛媛マラソン2017 その2

(続き)


 コースも20km付近まで来ると、雰囲気が地域のお祭りの一部になったようになってきます。周囲での顔見知り同士の挨拶や、伝統の(たぶん)踊りや私設エイドもなんとなくアットホームな雰囲気に。


 最近のお気に入りのマイ格言は「マラソンは21kmを超えてからが本当のレース」。ほぼ暗示です。「やっと半分」、「もう半分」どちらも後半に向けての心構えとしてはなぜかしっくりこず、今のことろこれが一番精神的なダメージが無いようです。


 半分過ぎたあたりで2回目の給食。山田屋饅頭。知る人ぞ知る(でいいいのかな)美味しい銘菓。薄めの皮に控えめの甘さのあんこがぎっしりで素晴らしいです。できれば座って温かいお茶と食べたい。スポーツドリンクもその先にあったポンジュースも残念ですがちょっと役が…。(給水もポンジュースさんももちろん感謝しています。)


 26km先からは名物ともいえる1.5kmほどの折り返しゾーン。対向車線のランナーの波の中に知っている人を探しながら走るのが楽しみです。いつもどおり先行く奥さんと熱い友人、会社の同僚etcと発見して、なぜかその瞬間だけでる大きな声で自分にもカツを入れながらいよいよ海岸線沿いの長い直線。自分の中ではここが山場です。


 まずは32kmまでの変化の少ない道、トンネル、長い上り坂と壁があるので順にひとつづ超えてゆこう。などと考えていたら3回目の給食。ハタダさんの栗タルト目の前にやってきました。
 調子よく走れていたので、給食所手前の混雑を避けようと思っていら思っていたよりもエリアが短くて超えてしまう! 目標の4給食が達成できなくなってしまうので慌てて数歩戻ってもらいに行く。すぐ走りなおしたので「大丈夫今のは止まっていない。」


 とりあえず、目標の①4給食と②止まらないは継続という事で。わざわざ鶏の戻った時の給食所の方が「え!わざわざ?」という表情だったのが印象的でした。


 なにはともあれ走り続けて30kmを順調に通過したと思ったらここから5分15秒くらいまでタイムが落ちてくる。


 32kmで再度の応援をいただき、力をもらってトンネルへ。例年ここは高校生の猛烈な応援がトンネル内に響くのですが、今年はなんか控えめなのかな。逆にトンネル内の明かりが少ないのか暗さが際立ってました。34kmの標識では時計が見えないほどに!


 最後の坂をふらふらと乗り越えて市内の街中へ。ここからのこり5kmが結構長い。
 給食の4番目はうつぼやさんの坊ちゃん団子。実は愛媛マラソンで食べるのは初めてかも。
 疲労もピークなので甘いものは嬉しい。はずなのになかなか呑み込めない。かなり疲れているらしい。3粒嬉しいけど、苦労しながら少しずつ食したら、足元に2粒残った団子が落ちてました。うーん苦しかったのか、落ちてしまったのか。


 最後の3kmはもう気持ちの割りに脚が全然でない。最後の市内街中は応援がすごく多いのだけど、過去何回歩いたことかと思いながら、とりあえず止まらないように走りました。
 ここまで来て、まずは①は達成。②も何とかなりそうな手ごたえが。あとの③3時間40分以内がよくわからない。適当にストップウォッチを押したのでネット時間がよくわかず。このまま行くとグロスでは3時間43分位か。でももはや脚はいう事利きません。


 最後のお城まで来てのこり200mで胃のあたりがむかむかと気持ち悪くなりながら、最後のゴールへ。公式時計は43分30秒くらいでゴール。
 まずは止まらず走り切れたガッツポーズ。その先の高校生たちのハイタッチの波は延々20m位続いて感謝感激。タイムももしかしてとワクワク記録賞をもらったら、3時間40分10秒! |д゚)


 10秒足りませんでした。距離にして30m位でしょうか。一応はベストだったとはいえ42km走ったのにこの30m届かず。なかなかマラソンは理不尽です。


 無事選考の奥さんとは合流して、おにぎりやら芋煮やらいただき帰路につきました。


 肩ひじ張らないを目標に頑張った(変ですが)愛媛マラソン終わりました。いろいろなみなさんありがとうございます。個々にお礼できず失礼いたします。
 楽しかったです。また来たらよろしくお願いいたします。




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