何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

お買い物 〜久々にランニンググッズを買いたい〜

正月の松も取れた1月10日に都内へ買い物にゆきました。

(普通に電車と歩きでで)ランニンググッズを求めて水道橋〜神田御徒町。


昨年の5月にシューズを買ったけど、大会が無いと「新しいグッズを手に入れよう」という気持ちも衰えるのかお店も覗かなくなってしまっていました。


ということで今回狙いはシューズ、ウエア、携行食など諸々見てみること。


最初は水道橋のstepさん

 シューズが充実ですが、今回見てみたかったのがアシックスのメタシリーズ。

 一度ナイキのズームフライを使っていたのですが重さなのか今ひとつしっくりこず、今はまたアシックスのターサーシリーズへ回帰中。

 なので、厚底だけど軽い(らしい)アシックスのメタを試し履きしたい。そしてよければ買ってしまいたい。是非!


 と意気込んでみましたがお店に入ると何となく目当てのメタは品揃えが少ない。

 これは妙だとお店の人に伺ってみると「人気は確かにあるのですが、メーカーの在庫管理トラブル的なもので入荷が思うように無い」そうで。

 なんと。 まあ確かに今コロナで海外からの物流があちこちで苦戦しているのでもしかするとそんな影響もあるのかと。


 残念。家にはまだあまり履いていないターサーも1足あるので無理して他を探すのも何だなと今回はソックスのみ購入。


 同行のみわこさんをと見ると、メタスピード!を購入。女性ものはしっかりあった。おまけに練習用としてアディゼロまで買っている。。


 んー。無かったものは仕方ないと言い聞かせた目先でこれは。羨ましい。


続いて御徒町のアートスポーツさん
 最近は山道具でお世話になることが多い。
 タイツがだいぶ古くなってきたので買い替えようかと、“膝上の長さのもの”程度の感じでぶらぶらと見てまわるもあまり目ぼしいものには出会えず。
 ではと大会本番むけ携行食。(最近は練習でも20kmを超えると空腹でフラつくので連取でも必携と思い始めていますが)
 食べ慣れた?という以上にほぼ信仰のように頼っているメイタンを探すが見つからず、マグオンのいくつかのフレーバーを試すことに。青みかん味楽しみだ。
 他にメダリスト、エネもち、スポーツヨーカンを購入(どれもパッケージは馴染みがあるけど、カタカナで書くとピント来ない気がする)

 ついでに衝動買いでチロルチョコ味のプロテインとみわこさんのウェアを買ってあげて終了。

 意気込んだ割には大したものは買わなかった。
でも楽しめたので満足。

 月末の大会に向け気持ちを盛り上げて帰宅した翌日。月末の愛媛マラソンの中止案内が来ました。
 あらら。


プロテインチロルチョコ味。

昨秋の山登り ~その1 御正体山~

 コロナで走る大会が無くなった事も少なからず影響をうけ、一昨年から山へ行くことが多くなりました。


 出かけたからには記録を書きたいと思いながらもなんとなく書きそびれていたので、思い出したように時々走り書くことにします。


【御正体山】

 昨秋10月上旬に日帰りで行ってきました。

 山梨県の都留市、神奈川県との境ちかくにあり、“みしょうたい”と読む日本二百名山に数えられている山になります。


 なぜここを選んだかというと「何となく」になってしまうのだけれども、強いていうなら、周辺の山はいくつも登っているのに200名山に数えられる程の山でありながらポツンと残ってしまったのが昔から気になっていた。といったところです。


 富士急行の都留駅で下車しタクシーで登山口へ向かいます。そもそもが登る人の少ない山なのに、選択したルートも地味らしく、行き先を告げるとタクシーの運転手さんからも一言「珍しい」と。

 静かな登山口(御正体山登山口)から山に入るとすぐに舗装された林道が現れたのですがこれが信じられないくらいの急斜面直登の道路。車でもキツイだろと思う道路を汗だくで登きった先はまたしても舗装道路。

 こちらはほぼ一般どうの作りだが工事用。この道路をを横切って尾根から登山口に再度取り付くはずなのだか、こんどは取り憑きが藪で覆われていて発見できず道路を行ったり来たり探してタイムロス。


 山らしい山歩きをする前から色々ありすぎて既に疲れてきたので一休み。その後は明るい森の中を着々と高度を上げてゆき休憩から約1時間強で山頂に到着。

 山頂で人組の夫婦と出会い、この日山で初めて会った人となった。ホントに人が少い山だ。


 天気が良い山頂は静かで広くてベンチまであるとてもいい空間です。残念ながらすぐ近くにいるはずの富士山は樹々に遮られて見えません。この先に期待とします。


 山頂での休憩後、徐々に高度を下げながらの縦走で次の目的地、石割山を目指す。

 石割山は標高は低いですが、富士山が目の前にでんと聳える展望の山です。


 御正体山から石割山のルートはシンプルですがこれまた、人の通らないマイナールート。広葉樹の基にトリカブトが群生する樹林隊でした。


 一旦降ってもう一度登り返してしめて1時間半ほどで石割山へ到着。こちらの山頂は5〜6組の登山者に混じって駐車場からサクッと登れることもあって一般の人もちらほら。


 そしてお目当ての富士山は、ずんと雲の中。それも裾の方までガッツリと覆う濃厚さ。


 まぁこんなもんかとひと笑い。とはゆかず晴れないかなと後ろ髪を引かれながら渋々と下山。


 バスの時刻もあってこの日は温泉は無し。山中湖からバスと電車を乗り継いでの帰宅となりました。



 御正体山に登れたのは昔から良く見かけるけど話しかけたことが無い同じ街の人にやっと話しかけられたみたいな感じ。一見とっつき難そうでしたが、とても静かで落ち着いた方でした。


わかりにくいけど御正体山



御正体山の山頂



静かな山道



この先富士山が〜。見えたはずなのに



お土産がわり。富士山鯛焼き

山手ラン ~後述~

 年末の山手線1周ランの中での出来事、走りながら思ったことをいくつか書いてみることにします。


【道に迷いにくかった訳】
 前半に関しては二回目ということもあり、ある程度は道を覚えていたというのもありますが、前回と大きく違ったのは都度都度Googleを使って工程を確認しなかったこと。
 前回は道の不安から一駅着くごとにGoogleで次の駅までの道を調べて予定順路を頭に入れて走っていたのですが、今回は公園や駅前広場に設置してある地図を見る事にして地図の範囲外はを頼りに走っていました。


 意外にもGoogle使用の際ははっきりとした道を選んでいたため、実際に現場に行くとイメージと違ってかなり大回りしていたり、駅から遠ざかって不安になったりしたのですが、今回は現地の雰囲気で「道細いけど行けそうだ」とか「人が出てきたからあの道は駅につながってそうだ」といった勘が結果オーライに出たことが多かったです。(それでも道間違いは幾度もありましたが。。)


 現場で見えるものから考えるのは大切だなと思ったと同時に、頭の中で覚えた地図を辿るよりは断然面白かった気がしました。


【同じ人と何度も遭遇した件】
 日暮里駅を通過した際に前を行く男女2人組を見かけた。自分も今回はいつもの相棒のみわこさんとの併走だったので同じような感じだなと思ったのが最初でした。
 同じ方向に進んでいたので、抜かせていただき先に行ったのですが、その後2駅過ぎた田端の先でもう一度見かけました。 こんども前を走っていました。まあ確かに途中の駅で写真を撮ったりしてましたからその間にしっかりと走り続けられたのだろうと思います。
 今回も抜かせていただきましたが、二度も抜くとどこに向かっているのだろうと気になってきます。


 そしてその後、さらに3駅過ぎた大塚~池袋間で今度は前を横切るように通り過ぎてゆくのを見かけました。さすがに3回も遭遇するということは山手線一周という同じ目標の方たちとほぼ確信。


 そして更に池袋・新宿・原宿と巨大ターミナル駅を抜けた、代々木~原宿間でなんと4度目の遭遇。今回も前を走っていました。前回見かけてから6駅を通過していました。 
 しかしこれまでに2回後ろから抜いていただけに、走るペース自体は自分らの方が速いと思われるのですが、毎回前に居るとなると若干のミステリー感も。


 まあおそらく我々の休憩の取り方が無計画でだらだらしたものなのでしょうが。さすがに5回目の遭遇はありませんでしたが、今思えば声をかければよかったかなと若干の後悔が残りました。


【景色の記憶あれこれ】
 1周ラン自体は1年4か月ぶりでしたが、それでも渋谷近辺は宮下パークやら銀座線の駅やら前回からだいぶ景色が変わっていました。その他にも五反田駅や浜松町駅などかつて知ったる駅も、大阪への赴任していた4年間の間に大きく雰囲気が変わり、そのほかTVでも話題になった東京駅丸の内口、高輪ゲートウェイなどなど、東京の変化は著しくてほんとに走ってみて驚くことが多かったです。
 今回走った道をそのまま走ろうと思っても1年後にはもう同じ道は辿れないのではと思うほど街の景色はそのままでいてくれないのかなと想像してしまいます。
 そんな中、相棒みわこさんは走っていると急に「このコンビニ覚えている」とか「この看板見覚えがある」と言って驚かせてきます。道順については全く当てにならないのに、なぜそこ?と思うところを覚えていたりして、人の記憶はそれぞれなのでしょうがとても不思議なもんだなと思った次第でした。


(了)


道中の写真
1、恵比寿ガーデンプレイスでのブルーシールアイス(結局これが昼ご飯だった)



2、新宿で話題になっていた看板(人がたくさん見ていましたが、日の光の角度のせいかあまり飛び出しては見えず)



3、迷い込んだような線路沿いの細道。結局引き返しました。



4、山手線近辺にこんな踏切があるとは。(正確には併走する貨物の線路だそうです)



5、東京タワー(今日1にきれいに見えました)



6、新橋駅のシンボル。ライトアップ用の装飾(昼だけど)



7、完走後はやっぱりこれ