年末の山手線1周ランの中での出来事、走りながら思ったことをいくつか書いてみることにします。
【道に迷いにくかった訳】
前半に関しては二回目ということもあり、ある程度は道を覚えていたというのもありますが、前回と大きく違ったのは都度都度Googleを使って工程を確認しなかったこと。
前回は道の不安から一駅着くごとにGoogleで次の駅までの道を調べて予定順路を頭に入れて走っていたのですが、今回は公園や駅前広場に設置してある地図を見る事にして地図の範囲外は勘を頼りに走っていました。
意外にもGoogle使用の際ははっきりとした道を選んでいたため、実際に現場に行くとイメージと違ってかなり大回りしていたり、駅から遠ざかって不安になったりしたのですが、今回は現地の雰囲気で「道細いけど行けそうだ」とか「人が出てきたからあの道は駅につながってそうだ」といった勘が結果オーライに出たことが多かったです。(それでも道間違いは幾度もありましたが。。)
現場で見えるものから考えるのは大切だなと思ったと同時に、頭の中で覚えた地図を辿るよりは断然面白かった気がしました。
【同じ人と何度も遭遇した件】
日暮里駅を通過した際に前を行く男女2人組を見かけた。自分も今回はいつもの相棒のみわこさんとの併走だったので同じような感じだなと思ったのが最初でした。
同じ方向に進んでいたので、抜かせていただき先に行ったのですが、その後2駅過ぎた田端の先でもう一度見かけました。 こんども前を走っていました。まあ確かに途中の駅で写真を撮ったりしてましたからその間にしっかりと走り続けられたのだろうと思います。
今回も抜かせていただきましたが、二度も抜くとどこに向かっているのだろうと気になってきます。
そしてその後、さらに3駅過ぎた大塚~池袋間で今度は前を横切るように通り過ぎてゆくのを見かけました。さすがに3回も遭遇するということは山手線一周という同じ目標の方たちとほぼ確信。
そして更に池袋・新宿・原宿と巨大ターミナル駅を抜けた、代々木~原宿間でなんと4度目の遭遇。今回も前を走っていました。前回見かけてから6駅を通過していました。
しかしこれまでに2回後ろから抜いていただけに、走るペース自体は自分らの方が速いと思われるのですが、毎回前に居るとなると若干のミステリー感も。
まあおそらく我々の休憩の取り方が無計画でだらだらしたものなのでしょうが。さすがに5回目の遭遇はありませんでしたが、今思えば声をかければよかったかなと若干の後悔が残りました。
【景色の記憶あれこれ】
1周ラン自体は1年4か月ぶりでしたが、それでも渋谷近辺は宮下パークやら銀座線の駅やら前回からだいぶ景色が変わっていました。その他にも五反田駅や浜松町駅などかつて知ったる駅も、大阪への赴任していた4年間の間に大きく雰囲気が変わり、そのほかTVでも話題になった東京駅丸の内口、高輪ゲートウェイなどなど、東京の変化は著しくてほんとに走ってみて驚くことが多かったです。
今回走った道をそのまま走ろうと思っても1年後にはもう同じ道は辿れないのではと思うほど街の景色はそのままでいてくれないのかなと想像してしまいます。
そんな中、相棒みわこさんは走っていると急に「このコンビニ覚えている」とか「この看板見覚えがある」と言って驚かせてきます。道順については全く当てにならないのに、なぜそこ?と思うところを覚えていたりして、人の記憶はそれぞれなのでしょうがとても不思議なもんだなと思った次第でした。
(了)
道中の写真
1、恵比寿ガーデンプレイスでのブルーシールアイス(結局これが昼ご飯だった)
2、新宿で話題になっていた看板(人がたくさん見ていましたが、日の光の角度のせいかあまり飛び出しては見えず)
3、迷い込んだような線路沿いの細道。結局引き返しました。
4、山手線近辺にこんな踏切があるとは。(正確には併走する貨物の線路だそうです)
5、東京タワー(今日1にきれいに見えました)
6、新橋駅のシンボル。ライトアップ用の装飾(昼だけど)
7、完走後はやっぱりこれ