何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

愛媛マラソン2024 〜後半からゴール〜

北条付近の新難波橋を超えた先でコースが右に折れると折り返しの中間地点がだいぶ近づいてきます。

川沿いの土手の上のやや狭い箇所を抜けるとぐっと上り坂。登りきった辺りが毎年の山田屋まんじゅうさんのエイド。薄皮でしっとりしたあんこが走りながらにちょうどいいと思うのでお気に入り。


登った分だけそのまま一気に下って、そして往復約3kmの折り返しゾーン。対向車線の降り返しランナーや沿道の応援の方々との距離が近く臨場感のあるエリア。

往きで3.5時かペースランナーとのすれ違いではだいぶ距離あるなと感じ、帰りに4.0時間のペースランナーとのすれ違いでは思ったより近くにいると焦ったりします。


折り返しのエリアを抜けると再び国道196号線に入って松山市街を目指して行きます。コースは28kmまで来たので残りは3分の1。

ここまで割と順調に来たなと思いつつも最近の心がけは30kmからが本当のレースと考えよう。


国道路に入ってからはそう簡単には行かせませんよとばかりに向かい風が吹いてきます。そして32km付近からは上り坂が連続して登場。

もう何回も走っているコースなのにここの上り坂はどうしてもきついです。

ずるずるとペースが落ちてしまい、視線も足元付近をうろうろしてきました。


そしてとうとう36kmまでの平田の上り坂途中で4時間のペースランナーに追い抜かれました。

だいぶ遅くなっている認識はあったものの、ショックは大きく疲労が一気に出て来た感じでした。


その為か登り切ってからの降りでも勢いはつかず、腿裏に痛みも出てきてで、そこから先はエイド毎に足を止めながらゴールに向かいました。

思えばこのコースの39〜40kmはいつもこんな感じになってしまうななどと思いながら、ラスト2kmでは謎の復活で最後だけはそれなりに走り抜けてゴール。


ネット4時間とんで27秒。

ペースランナーに抜かれてしまったので、4間を超えたのは仕方ないとはいえ中盤でまずまず走れていた感覚があっただけにタイム的には不完全燃焼気味。

まあこれも今の実力かと。


直後に雨の降っていたり、終盤に風にな止まされたりと気象条件は厳しかったですが、ゴールしてみると空には青空で風も治っていました。

何よりいつも通りの応援の方々の多さや大会全体を包む健全な盛り上がりは変わらず楽しかったです。


大会スタッフ、ボランティアの皆様ありがとうございました。


ゴール後応援の皆様と走ったメンバー合同の記念写真。

ワイワイするのが何より楽しい瞬間です。

愛媛マラソン2024 〜スタートから前半〜

すっきりとした晴れ、とはいきませんでしたがまずまず穏やかな朝を迎えてホッとしながら会場へは歩いて向かいました。

最寄りの駅から大量に人が流れてきたり、駐車場からのシャトルバスが次々とやってくる訳でもなく、市内中心部の城山公園会場に向かってランナーと応援の方が四方から歩いてやってくる光景は愛媛マラソン独特という感じがします。子供の時の盆踊りにパラパラと人が集まってくる感じに似てなんとなく好きです。



会場に付いて会社の友人と再会。同じ会社とは言え事業所が離れているので普段会うことが無くこの会場で一年ぶりに会ったりするので、これまた愛媛マラソンの風物詩の一つになってきました。




ホテルでウェアを着てきているので上着類を脱げば準備完了ですが、それなりに寒いので荷物預けの締め切り時間を見ながら少し時間稼ぎ。会場の雰囲気はザワザワと広い芝生の会場の中をランナーが荷物を持って右に左に移動しています。放送で各種締め切り時間の案内や落とし物の連絡が流れていますが、このアナウンスをされている女性の方がとてもフランクで面白おかしくていい味しています。


スタートブロックに入ってから開会セレモニー。大会ゲストは毎回来られている、高橋尚子さんと土佐礼子さんに加えて松田瑞樹さんと浜口京子さん。浜口京子さんの挨拶の声量がとにかくもの凄くて少し会場がどよめきます。


スタート直前、パラりと小粒の雨が落ちてきます。本日天気予報では午前中の遅くから昼前までが雨風がありその後は晴れると言うもの。ちょうど走っている最中が悪天となってしまっていますが大した事にならないと祈るのみ。


そしてピストルの号砲と坊っちゃん列車の汽笛と共にレース開始。


プランでは「前半は抑えて後半の28kmから頑張って上げてゆく」です。走り始めてみると脚が若干重く感じたので無理せずプラン通り。それも更に少し抑えめで身体がスムーズに動くまで我慢かなと言う感じで。


国道に入るまでは混み合っているので周囲に惑わされないように要注意。走りながらそう言えば去年はこのあたりで応援したなとかここを自転車で走ったななどと応援だった昨年の事を思い出したりします。

道が広くなってからは車道寄りでマイペースを保ち、7km過ぎて最初の大きなアップダウンとなる平田の坂は割と順調に登り切れました。


坂を登った先のトンネルに入ると何だか周囲が混雑してきてペースも少しダウン。無理にペースを上げても良くなさそうだしどうしようかと思っているとちょっと目の先に4時間のペースランナーがおられました。

なるほどと合点がゆき、ここでゆっくりと感じるのは身体がほぐれて調子が出てきたと捉えてペースメーカーの前に出ました。


トンネルを抜けて下りになり気分よく走って程なく、沿道からMikiさんSatoさんの応援をいただき、はしゃいだ様子の写真も撮っていただきました。

ちょっと走ってる感無いですが。



13kmから17km程の間は比較的平坦な道。トップランナーの折り返しとすれ違い、給食のタルトを食べて、沿道に並ぶたくさんの方々の応援を受けてレースは後半に向かいます。

愛媛マラソン2024 〜愛媛到着、市内をぶらぶら〜

毎年2月の第二日曜は愛媛マラソンがここ数年の定例行事となっています。

昨年は迂闊にもエントリーをし忘れて応援のみとなってしまいましたが、今年は久しぶり4年ぶりの出走です。


昨年も開催されたとはいえ、当時はまだコロナ明けていなかったので若干の行動制限や控え目演出だったりと制約が見られましたが、今年は完全復活でしかもこの日が3連休の初日だったので見慣れた松山空港も賑やかな空気が漂います。


空港からバスで市内に向かいますが、大会の受付前に昼食を済ませる事にします。

少し前にテレビ番組で見た三津浜焼きを食べてみたく、一旦JR松山駅まで出てからいよでんに乗って三津駅に向かいました。


オレンジ色が印象的ないよでんに実際に乗るのは初めてでした。




三津駅から1分ほど歩いた商店街の角にあります、みよし駅前店でいただきました。

広島風お好み焼きのような麺が入ったタイプのお好み焼き、麺はうどんとそば選べて、鰹節の代わりにさば粉を使った味付けが特徴です。




昼食後に受付会場に向かいます。昨年は受付会場の南海新聞前からものすごい長蛇の列が出来ていましたが今年は会場の城山公演に屋外テントが受付となっていました。

広い会場で天気も良くあっという間に受付終了。

ピンクのリボンの参加者リボンをつけていただきます。




受付会場に向かう途中と会場で友人の方々と再会。毎年同じ場所でお会いしていますがこういう感じで継続してお会いできる場所があるのは嬉しい事だと改めて思います。

ひとしきり旧交を温めたり、売店を除いたりした後はそれぞれ翌日での健闘を祈り合ってひとまず解散。



一旦ホテルでチェックインをしてのんびりした後、夕食がてらにお出かけ。

松山市駅の高島屋の催事場で手頃なチョコレートを物色した後、屋上の観覧車乗らずに近くから見物。近くで見るのは初めてです。





夕飯は歩きながら見つけた一見のカフェ。グリーンカレーフォーが美味しかったです。




なんだか明日が大会だと言うことを忘れたかのような緊張感のなさでにぶらぶらと若干歩き過ぎた気もしますが、ホテルに戻ってからは明日の準備を確認して早めの就寝。

明日は天気に不安がありそうですが、何卒楽しい1日でありますように。