北条付近の新難波橋を超えた先でコースが右に折れると折り返しの中間地点がだいぶ近づいてきます。
川沿いの土手の上のやや狭い箇所を抜けるとぐっと上り坂。登りきった辺りが毎年の山田屋まんじゅうさんのエイド。薄皮でしっとりしたあんこが走りながらにちょうどいいと思うのでお気に入り。
登った分だけそのまま一気に下って、そして往復約3kmの折り返しゾーン。対向車線の降り返しランナーや沿道の応援の方々との距離が近く臨場感のあるエリア。
往きで3.5時かペースランナーとのすれ違いではだいぶ距離あるなと感じ、帰りに4.0時間のペースランナーとのすれ違いでは思ったより近くにいると焦ったりします。
折り返しのエリアを抜けると再び国道196号線に入って松山市街を目指して行きます。コースは28kmまで来たので残りは3分の1。
ここまで割と順調に来たなと思いつつも最近の心がけは30kmからが本当のレースと考えよう。
国道路に入ってからはそう簡単には行かせませんよとばかりに向かい風が吹いてきます。そして32km付近からは上り坂が連続して登場。
もう何回も走っているコースなのにここの上り坂はどうしてもきついです。
ずるずるとペースが落ちてしまい、視線も足元付近をうろうろしてきました。
そしてとうとう36kmまでの平田の上り坂途中で4時間のペースランナーに追い抜かれました。
だいぶ遅くなっている認識はあったものの、ショックは大きく疲労が一気に出て来た感じでした。
その為か登り切ってからの降りでも勢いはつかず、腿裏に痛みも出てきてで、そこから先はエイド毎に足を止めながらゴールに向かいました。
思えばこのコースの39〜40kmはいつもこんな感じになってしまうななどと思いながら、ラスト2kmでは謎の復活で最後だけはそれなりに走り抜けてゴール。
ネット4時間とんで27秒。
ペースランナーに抜かれてしまったので、4間を超えたのは仕方ないとはいえ中盤でまずまず走れていた感覚があっただけにタイム的には不完全燃焼気味。
まあこれも今の実力かと。
直後に雨の降っていたり、終盤に風にな止まされたりと気象条件は厳しかったですが、ゴールしてみると空には青空で風も治っていました。
何よりいつも通りの応援の方々の多さや大会全体を包む健全な盛り上がりは変わらず楽しかったです。
大会スタッフ、ボランティアの皆様ありがとうございました。
ゴール後応援の皆様と走ったメンバー合同の記念写真。
ワイワイするのが何より楽しい瞬間です。