何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

いぶすき菜の花マラソン2024 〜ゴール後 色々食べて風呂入って〜

最高に天気が良くて楽しめた大会で無事ゴールできて大満足。
ここからはおまけ。


ゴールした後のイベントで瀬古利彦さんと川内優輝さんによるトークがあり、予告通り優勝した川内さんが気温が高くてタイムが今ひとつなのを瀬古さんに突っ込まれるなど本人たちも楽しそうにフランクな会話をしていました。


ランナーに配られる大会要項のチラシにおもてなしの引換券があり、うどん(orそば)、おにぎり、焼き芋、ぜんざいの全部!いただくことができます。
流石に全部は食べきれないのでぜんざいと焼き芋をいただきました。


同じく大会要項の中に市内数カ所の温泉が100円で入れる温泉チケットも付いていました。車ではないので帰りの駅から歩いて行けるところ(それでも片道15分くらい掛かりましたが)で汗も流させていただくことができました。温泉ですが、街の銭湯のような感じです。


帰りは朝使ったのと同じ路線の電車で鹿児島中央まで戻りました。タイミングよく10分ほどの待ち時間で乗れましたが、その分車内は満席で座れず吊り革に捕まっての帰路となりました。車内はこの日走ったランナーと応援の方ばかりでしたが、我々同様に吊り革に捕まって立っていた方の一人が突然倒れる事件がありました。
運よくお医者さんの方が近くにおられたのと、周りの乗客の手助けで事なきを得たようですが、寝不足と疲労と脱水症状が重なって意識を失ってしまったらしく、我が身も振り返って体調管理と無理のないスケジュールに気をつけなければと自戒したものでした。


一旦ホテルに荷物を置いてからこの日の夕食。やはり鹿児島といえば豚しゃぶ。堪能しました。


翌日は月曜日でしたが、しっかりと休暇をとって天文館あたりを再びぶらぶらとしてお土産などを物色し、昼食で再びの豚でとんかつをガッツりと食して、空港で足湯に使ってとだらだらと心と身体を弛緩させて帰京しました。


なかなか来ることができなかった鹿児島いぶすき菜の花マラソンはとても充実の旅となり満足の行くものとなりました。


鹿児島空港前の足湯


最終日ランチのとんかつ六白さん。地元の人気店と言った感じ。


大会記念のTシャツとタオル


鹿児島・指宿への2泊3日のラン旅。
楽しみ切りました。これにて。

いぶすき菜の花マラソン2024 〜フィニッシュへぐるりと指宿一周〜

中間点を過ぎてレースはいよいよ後半のステージ。


前半はかなり写真を撮ったり楽しんで遊んだ(?)感じになってしまったのでここからはしっかり走らなければと言い聞かせながらもまずは抑えて無理をせず30kmを目指すことに。
ルートの後半は小さなアップダウンが続けて出てくるのでけっして楽ということはありませんが、景色は右手に海が広がったり、広大な農作地の農作地だったり、海に突き出た岩の岬があったり、市街地に入ったりと次々と変わるので飽きることがありません。


途中々のエイドはオフィシャルは水とスポーツドリンクのみですが、施設エイドが充実しているので色々楽しめます。さつま揚げやおにぎり、イチゴ、和菓子などをいただきました。26km付近(曖昧な記憶ですが確か…。)では坂道を登ったところにコースの両側にテントを貼って果物や煮魚的な料理やを物凄く元気に勧めていただきました。
後半だったのと突然現れたので写真撮らなかったのが少し後悔です。


さつま揚げいただきました。こちらはまだ前半ですが、この後も何度かさつま揚げがありましたが、味や種類もバラエティ豊富でした。


そして30kmを超えると残りレースも残り3分の1。意外と調子が良いなと思っていたら31kmから32kmにかけて長い登り蛇行するコースの先が見えず、あそこを曲がったら下りかと思ったらまだ続きガクッと来ましたが、後ろから来たランナーが「まだ続くのかよ!」と叫んでくれたので面白くてなんだか助けられました。


登り切っての下り坂。海がとてもキレイです。


残り10kmとなり、好ピッチで魚港まで来て今日は良いタイムでゴールできるかと調子づいていたら、登り坂が続きそしてダメ押しの急坂。35km過ぎての体力不足と若干の精神的ダメージでペースがガタ落ちに。
市街地に入って39km手前では停止して息を整えていたらところ後ろから来た奥さんに抜かれる始末でした。


それでも気を取り直して最後まで走り切李、青空と菜の花に迎えられたゴール手前では終わってしまう寂しさもほのかに感じながら3時間56分07秒でフィニッシュ。


どちらかというときついコースではありましたが、かなり楽しく走る事ができました。


いつもながらですが、大会関係者、応援の皆様方に感謝です。是非ずっと続けて欲しく沢山のランナーに参加して欲しい大会でした。



ゴール記念


コース図。キレイな輪になりました。

いぶすき菜の花マラソン2024 〜レース前半青空と菜の花と開門岳など〜

絶好の晴天。
大会ゲストの瀬古さんが日本中の青天を集めました。と言ってしまうくらいの雲一つ無い気持ちの良い空です。


気温も大きく上がる予想のようですが、まずは晴天に感謝。


スタート地点は大会会場の陸上競技場から少し離れた車道からになります。
スピーカーから会場にいるアナウンサーさんがランナーにインタビューする様子が流れたり、セレモニーでは瀬古さんがゲストランナーの川内優輝さんに今日は何分で走るの?なんて聞いたりして歴史ある大会ですがとても和やか空気感が感じられるのは鹿児島の南端の指宿という土地がなせる技でしょうか。


かくいう自分も本日の目標は前半を楽しんで後半はちゃんと走って気分良くゴールすることです。
最近は距離の練習はできてると思っているのでフルマラソンをイーブンペースで走れればまずは合格とします。


そして朝9時、スタート


池田湖、開聞岳の巡ってぐるっと1周するコースの序盤は市街地を抜けてゆきます。市街地から農業地域に景色が変わってきてほどなく、正面の山波の中に池田湖があるんだよなと思っていると登り坂が登場。まだ序盤だしペースを乱さずに登ってゆけば大丈夫と気持ちに余裕を持って取り組んでいたとこでガツンとくる急登が現れました。
マラソンコースに急登は付きものですが、割と真ん中あたりから後半での印象が強いので10km行かずにえいやと身体を持ち上げるようなのは珍しい気がします。


何回か交差点を過ぎて、商店や集落を通過してコースは池田湖へ向かう林道に入ってゆきます。途中でいくつもの生バンドの演奏が応援を盛り上げてくれました。TRAINーTRAIN、RUNNER、そしてロッキーのテーマ。ロッキーのテーマはシンセサイザーでお一人でしたが、音響から効果音からかなりの高スペックで迫力満点。生バンド応援大好きなので皆さんにこの場で感謝。


左右に蛇行する林道を登っていって、10km過ぎて池田湖に到着。直前が(おそらく)本コースの最高到達点なので気持ちよく降りながら池田湖畔に到着です。降りの途中で川内優輝さんのそっくりさんM高史さんに抜かれました。声も元気で速くて流石です。


池田湖畔は観光の方々の応援も混ざって賑やかです。そしてファンランの方々がここが終点となっています。
湖畔にはお土産屋さんなどのお店が並ぶほか、菜の花も植わっていてとても綺麗です。登ってくるのは大変ですが、こういう景色の中を走れるのもこの大会の魅力の一つだと感じました。


湖畔の綺麗な湖面


菜の花越しの開聞岳


思わず何度も立ち止まって写真を撮ってしまう池田湖畔を後にすると今度は正面に見える開聞岳に向かってゆきます。池田湖を過ぎるとコースは全体的に下りでほぼほぼずっと真正面に聳える開聞岳が徐々に大きくなってゆくのがわかります。


市街地に入ったところでコースが左(東側)に曲がってゆき右手に山を見ながら山裾を回ってゆく感じになります。
そして開聞岳が後ろ側に来て視界から消えて来るあたりが中間点になり、レースは後半戦となります。
(続き)



後ろに回った開聞岳にお別れの1枚