何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

鳥取マラソン2024 〜ゴール後、諸々〜

無事ゴールできたので、後はおまけほどにいくつか後述を


ゴールの陸上競技場では荷物を受け取ってから利用させていただいた更衣室は競技場横に設置されていた屋内型の陸上100mコースでした。
練習などで使うものなのか、直線コースで初めて中に入りました。更衣室としては広くて快適です。


参加者向けにおしるこの振る舞いがありました。さっさと食べてしまったので看板の写真のみ


会場からはシャトルバスが出ています。JR鳥取駅行きに乗ります。ちなみに直接空港に向かうものはありませんでした。
シャトルバスのご当地ナンバープレート。大山と砂丘と梨です。


JR鳥取駅についてから徒歩で約5分ほどの鳥取温泉エリアにある銭湯へ行きました。数件の立ち寄り可能なお風呂がありますが距離的に一番近くて良さげな日乃出湯さんを利用させていただきました。


鳥取ならではの白バラコーヒー牛乳


お風呂があったのは駅の北西部で、昨日は駅近で夕飯を食べるところが中々見つからなかったのですが、この辺りまで来るとお店も多かったようです。リサーチ不足でした。帰りの飛行機に合わせたバスまでは時間もあったので駅に戻りカフェで一休み。ご褒美的に緑茶とパフェセット。


空港にはたくさんの名探偵コナンが。その中でも地面に描かれたマジックアート。立体的に見えますか?



記念品セット


お土産諸々


鳥取マラソンは昨年度も中止だったので実に5年ぶりの開催でしたが、運営の方も含めてすごく気合が入っている印象でした。参加人数は〇〇人と規模としては大都市での大会に比べて抑え目ですが、その分色々とスムーズで運営の皆様の努力も重なってストレスの少ない大会だったなと感じました。

鳥取マラソン2024 〜後半からゴールへ〜

心配された雨はほとんど降られず、日差しも程よく陰ってくれてコンディション的には上場。
風が若干強くてコースの方角によっては気になりますが、割と順調な序盤を終えて後半へ。


エリアは郊外の工場と田畑が広がる地区、徐々に坂道を登りながら走っていると前方上方に大きな橋が交差しているの見えて、その橋の上にランナーの姿も見られます。
結構な高さがあるなと感じた通りルートはさらに登り続けてゆき、広い道路(国道29号線)に出たところで降り変えずようにして橋を渡ってゆきます。
橋の上の中間点がほぼ最高地点。ここまで約2kmほどは登りが続きました。


流石に少し息がキツくなってきたので、そこからしばらく続く下りは抑え目で。
下り切ってからコースは数回折れて、コース最南端になる千代(せんだい)川を渡る折り返しへ向かいます。
川の土手に上がるところでもう一度ぐいっと持ち上がり景色が開けて遠くに折り返す円通寺橋が見えてきました。
ここを越えれば、30kmと頑張りどころでしたが、だいぶ脚にきているのか息が治りづらくなり橋の上で停止して息を整える事になってしまいました。
息を整えついでに橋の上から


橋を渡って折り返す形になったところでエイドと30kmの表示。ここからラストと気持ちを入れ直しますが、徐々に両腿の裏に張りと痛みが現れてきてかなり厳しい状況に。あまり止まってしまうと気持ちが切れるので、走り続ける事を優先にペースを落として進みます。


コースは街中に入ってきていてほぼ直線。沿道の応援も増えてきます。走り続けて行くと前方の開けたところでコースが左に折れ曲がっているのと35km標識が見えました。
いよいよラストの7kmになりましたが、直後に上り坂。それほど斜度はないのでここは登り切らねばと頑張りましたが、登り切ったところで息が切れてしまい膝に手をついて停止。すると後から来たランナーに背中をポンと叩かれました。
そのランナーはもちろん知り合いではありませんが、そのまま走ってゆく背中を見て少し元気が出ました。


ただ、そこから先のコースは山道で見るからに峠越えの長くて厳しい急登でした。スタート直後、15km、中間点に続く、本日4度目の急坂。
おそらく傍目には歩いているのではと思われる位のペースになってしまいましたが、とりあえず停まるのだけはやめようと樹林の中を登り続けてなんとか登頂。
そこから先の見通しの良い下り坂では息を整えながら走っていると、「きつい坂でしたね」と後ろから走ってきたランナーに声を掛けられました。


2回続けての他のランナーとの交流は、レースといいつつも一緒にゴールを目指してゆくマラソンならではの感覚を感じる事ができとても励まされました。
今度、終盤に余裕があったら自分でも他のランナーを応援したいと思いました。


そこから何だか元気が出てきた気がして少しだけペースも上がって40kmに到達。ゴールまでのラスト2km “颯爽と“ とまでは行かずとも多少はペースを上げて気分良くゴールをしたい。と思っていたらまたまた出ましたとのぼり坂。最後まで油断のならないコースです。
そこまで長くはない坂なので二踏ん張りぐらいで登り切ると、下り坂から一気に競技場内へ。


競技場に入ったところでハリー杉山さんがトラック上でテンションマックスの声援でお出迎えしてくれ感激。
自分なりのラストスパートでゴールラインを超えて、グロス 3時間 55分 16秒のゴール。


だいぶきついコースでしたが、ゴール後はなんとも言えない清々しさを味わえた大会でした。


ストレスフルな運営と沿道他各所の盛り上がりにとても楽しませていtだきました。
ありがとうございました。



メダルも砂で出来ています。


久しぶりの紙でもらう完走証でした。裏面に当たりが印刷されていると景品付き。残念ながら一つ前の方が当選だったので連続は出ませんでした。

鳥取マラソン2024 〜スタートから前半〜

鳥取マラソンのスタート会場となる砂丘広場へはJR鳥取駅から無料シャトルバスが出ています。


天気予報では雨の可能性もありましたが、適度な曇りでありがたいです。最後までぜひ持って欲しい。


所要時間は前日車で訪れたのを参考に20分ほどと想定して7時にJR駅南口へ到着。それなりに列はできていましたが、大型観光バスも次々来てくれたのでスムーズに座ることができて、快適な会場入りとなりました。


砂丘広場は鳥取砂丘から少し離れたところにある公園で舗装された場所と400mトラックが敷けそうな広い芝生エリアがあります。芝生のエリアに皆さん思い思いに荷物を広げて準備をしたりアップをしたり、仲間内で集合したりしています。


コスプレではゲゲゲの鬼太郎の関連が目につきます。
広場内に荷物預けのトラックや臨時トイレが設けられています。トイレはかなり列ができていましたが、台数が多いのと誘導に多くの人を割いてくれているのでとてもスムーズです。


会場入り口に砂で作られた大会ロゴマークがあります。


会場からスタートエリアまでは1km位あるとのことで、準備ができた方は早めに移動してくださいとの放送が流れています。しばらくするとアナウンスさん自身も移動されてしまい会場には軽快な音楽だけになりました。
荷物を預けてトイレを済まして、スタートエリアに移動。


スタートは防風松に挟まれた海沿いの道路上です。開会式用のステージは大型トラック上に用意されていて、ちょうど自分のスタートブロックの真横でした。
セレモニーでは知事、市長の挨拶やスポンサー企業の紹介、そしてゲストのハリー杉山さんも登場してチョー元気な挨拶でグッと盛り上がります。
ハリーさんに仙台の風呂で一緒になったと叫んでアピールしたかったけど、なんとなく気後れ。


空に晴れ間も出て来ていよいよスタート。


スタートをするといきなりの上り坂。と言いますかスタートブロックの道路が既に上り坂の途中でした。
登り切ると昨日もやってきた鳥取砂丘観光エリア。右手に砂丘の入り口や反対側にお土産屋さんが並び、頭上にはリフトが通ります。


朝一とはいえ地域で一番の観光地を占めて走らせてもらえるのはありがたいものです。
砂の美術館前を通過してコースが右に曲がると鳥取砂丘の遠景。


そこから先は二度目の上り坂。ここはかなり長くて斜度もきついです。
二段階、三段階くらいして登り切るとそのまま降りです。まだ4km位なので序盤からペース作りが難しいところ。


下り切ってから道を折れて山沿いに入り軽めの登りくだりが続きますが、街中に戻ってからは平坦になりました。
進路は鳥取城公園や県庁前を通過。ここいらへんで9km。


沿道は住宅街や観光エリアでもたくさんの方がおられ、道路の反対車線のバスの中からも手を振ってくれます。


大会を盛り上げくれてありがたやと思っていると、ランナーの方からもでかい声で「ありがとう」と言っている方がおられました。序盤は終始近くを走ってましたが、ずっと大きな声で沿道に声を掛けていてすごいパワーだなと感心しました。


登り下りはありつつも順調に足が運べていると思っていると、15km目前で急坂登場。距離はそれほどでもありませんが斜度はなかなかのもの。峠になっていたので登り切ると一気に下り。山道のようなエリアなのでしばらく登り下りが続いて郊外エリアへ。


なんだかんだとそれでも良いペースで進みつつコースは後半に向かいます。



応援と並ぶ楽しみのエイドでは10km付近で豚汁を、続けて20km手前でらっきょ、いちごといただきました。