何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

奈良マラソン2017 ~冬空と坂と その3~

 レースはいよいよ後半になります。


 でもここから折り返しまではまだ5km以上も先まで行かなければいけないので
何となく後半に入った雰囲気からは程遠いです。
 コースも急こう配の下り坂。もう一度ここまで登ってくるかと思うと大変だ。


 高速道路を渡る白川大橋の景色は抜群ですが、そこから先は今日一番の急下り。
そしていよいよ天理市街に。


 独特の建物のある市街地を右に左に折れながらすすみます。さすがに市街地で
応援が一気に賑やかに。しかもこの辺も折り返し道でランナーが沢山すれ違い
一層華やかさが増してきます。


 25kmを過ぎていよいよと言うかやっとと言うか折り返し。ここからはもと
来た道を折り返して北上してゆくことになります。



 折り返してすぐに道は天理大の敷地内に入ってゆきました。そしてそこに
待っていたのは今日のコースで一番のお楽しみ給食。 ぜんざい^^♪
 Uターンのエリアの少し奥に設けられた給食所。タイムロスだけど止まるしか
ないでしょ。
 アツアツのぜんざい。お持ちの変わりはあられでした。冬のマラソンにぜんざい
は自分的には最高の組合せです。


 エネルギー充填して再度走り出すとき、器は捨てたのにスプーンだけ握り締めてました。なぜだ? 係の人に見られてしっかり笑われました。



 折り返して天理市の街中を終えると再びの山越えが待っていますが、その手前で
有森裕子さんがいてくれて気合いのハイタッチ! いいところにいてくれると思い
ました。 そういえば富山マラソンでも山場の新湊大橋の手前でハイタッチして
くれてました。 流石に気合いの入れどころをわかってらっしゃる。


 28kmからハイライトの登り開始。無理をして息を乱さない、顔を下に向けない、
そして自分は登りが好きだと言い聞かせて淡々と登ることに。
 今期は練習も本番も登り続きの影響か、極端なタイムロスもないまま無事登頂。


 登り切ったらその先はずっと。といかないのがこのコースの難しいところですが、
まずは大きく長い下り。飛ばし過ぎはだめだよと思いながらも解放感とスピードに
乗る気持ちよさと、帰りにもいてくれた清志郎の歌声に足が止まらず今日一番の
ラップ4分25秒/kg。でた!ここへ来て。


 そこからも次々に上りと下りを繰り返しながら北上します。今日はガーミンの
操作のせいか、スタートからの累計タイムがうまく表示されず、結果的にゴール
タイムを気にしなくてペースが安定してます。


 奈良公園を抜けて40kmあたりでやまちゃんさんに発見していただきました。
声援をもらって、最後のならでんフィールドへ向かう登りでみわこさんに見つけて
もらいます。


 ここでみわこさんなんと歩道を一緒に走り始めます。まるでマラソン中継で
ランナーの横を走る小学生のようですが、ちがうのは圧倒的に向こうの方が速い。


 しかも最終の登り、めっちゃきつい。顔下がる、腰曲がる、息乱れる。で
並走してくれますが、ついて行けずしごかれている気分。


 陸上競技場手前で選手と分かれますが、もうヘロヘロ。目の前10メートルに
見覚えのある黄色いTシャツ発見するも全く追い付くことなくゴールへ。


 記録は3時間40分30秒。グッドなタイムですが、40分切目前が気持ち悪い。
ぜんざい食べなければ切れたのだろうか。。


 噂通りのきついコースでした。いびがわマラソンの方が標高差はあるはずなのに
どうもこっちの方がきつい。スタートしていきなり下りだし、上り下りが容赦なく次々
襲ってくる。いびがわの方はだいたい前半のぼり後半下りでシンプルだけど奈良は
トリッキーだと思いました。


 なにはともあれ、天気も程よく楽しめました。
 沿道の応援の皆様方、スタッフの方々本当にありがとうございました。



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ラップタイム。前半と後半のタイム差が9秒。よしよし。



フィニッシャーメダル



結局、7500円のターサー我慢できず買ってしまった。

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