何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

近況①

今年の1〜3月シーズンはコロナの嵐が吹き荒れて、予定していた大会が相次いで中止になってしまいましたが、それに輪をかけてショックだったのはまさかの自分自身の感染( ´Д`)。でした。


前の日から体調不良気味を自覚していた翌朝、軽めの発熱。出社しても面倒だと翌日PCR検査予約をしてその日はお休み。
するとその夜さらに熱がひどくなり、あまり経験した記憶がない体温39度越え。震えるほど身体が冷えてこれは絶対普通じゃないと確信しました。


翌日は治ってきたので、病院へ行って検査を受けたさらに翌日、受診した病院の先生より「陽性です」という電話が。「お気の毒です」とは言わなかったけど、雰囲気はそんな感じの重々しさでした。


覚悟はしていたけどその前後からはバタバタ。会社や保健所、都の宿泊施設案内に連絡。そして自宅の一室にに隔離引きこもり生活開始。
どちらかというと毎日食事を部屋に運んでくる奥さんの方が大変だったですが。


体調そのものは検査翌日からはほぼ元通りなので、仕事は普通にテレワーク。今はとても便利な世の中だと実感。


結局、奥さんも遅れて発症。上手いこと都の療養施設(アパホテル)に入れたので、そこからは独り身生活で残りの隔離期間を過ごしました。


途中ウィルスが完全にいなくなる前にPCR検査を受けてしまい隔離の時期が伸びるというおまけも付きつつ約10日間の隔離期間を経て無事復活。
久しぶりに会社に行った感想は素直に「帰ってきた」でした。


自分自身の不便さ以上に思ったのは、時期が丁度東京の感染者が一番多くなっているころだったこともあり、保健所も都の電話受付も中々電話が繋がらず、繋がった先の担当者の方の声がいかにも忙しそう。そして折り返しの電話を夜の8時とか9時に掛けてもらってりして本当に大変そうだなと思いました。
担当いただいた皆様には本当に感謝です。


例年仕事が忙しくなってきて、ランやる気指数が低下するこの時期に、大会の中止と感染で例年以上に下落した指数は現在徐々に回復中。


今は無事3回目の接種も終えて、感染者数も徐々に減ってきてこのまま落ち着いてしまうか、普通のの風邪かインフルエンザのようになってくれればと思います。



足立区が送ってくれました自宅療養者向けの食事セット。2人で2週間くらい生活できそうなレトルトやら缶詰が沢山入っていました。



愛媛マラソンさんから送っていただきましたグッズ



久喜マラソンさんから送っていただきましたTシャツほか



大会関係者の皆さまありがとうございました。

また縁があったらよろしくお願いします。🥲

昨秋の山登り 〜その3丹沢大山から梅沢海岸〜

昨秋の山登り第三弾は丹沢の大山から梅沢海岸までのルート。
山登りと呼びつつも実際は一般道歩きが物凄く長いほぼ歩行訓練とも言えるコース。
なんでそんなとこをといった感じかもですが、長い時間を掛けている目標のために行っておきたかったからと今のところはなります。


小田急線の伊勢原駅からバスとケーブルカーを乗り継いで大山の中腹にある阿夫利神社まで到着。
旅の安全を祈願して登山開始。


祈願のせいではないでしょうが、今日は見事に晴れた。尾根沿いからみた富士山が超キレイ。前々回富士山を見れなかった分取り返した。


そして出発から1時間ほどで頂上到着。
公共交通機関の力を借りたとはいえあっという間でした。
頂上は天気の良さもあってかとても賑わっている。そして遥か横浜みなとみらい地区や大島までも見える。


ひと休みしてから下山だが、今回はここからがむしろ本番。
まずはヤビツ峠まで約50分の下り。ヤビツ峠で一旦舗装車道に出たもののすぐまた山道へもどる。
そして今度は約45分でふたたび車道に戻った。


まずはここから秦野駅までの一般道歩き。所々にある関東ふれあいの道の道標を参考にしながら歩くこと1時間15分で秦野駅に到着。


トレイル用のシューズとはいえ街中をハイペースで1時間以上歩くのは少し疲れました。


しかしここから目的地まではまだあと10km。
少しだけ長めの休憩をとって再出発。
住宅街を抜けて海岸までの街道をひたすら南下。
15時を過ぎると徐々に空は暗くなり始め、なんとしても陽が沈む前に海岸に着きたいので、更に先を急ぐ。


走るほど道順に自信が無いので地図を確かめながらの早歩き。歩き慣れないスピードのせいで、すねの前の方が痛くなってきた頃二宮町に入る。


あともうちょいと脚を進めていると高架の先に目的地の海岸が見えた。
なんとか陽が沈む前にギリギリ到着。



人影まばらな海岸で歩行開始から7時間の行程をねぎらって写真を撮りまくり。
7時間の行程のうち約半分は一般道。意外と一般道の方がかなり疲れると実感しました。
とにかくこれで大山から太平洋までの行程が完了。満足の行く旅でした。


ケーブルカーで阿夫利神社まで

登りはあっという間でした


キレイな富士山


頂上では晴れて遠くまで見渡せた


一旦の下山地点のヤビツ峠


大山遠景


街中で頼りにさせてもらった道標



到着

昨秋の山登り 〜その2安達太良山〜

昨秋の山登り第二弾は安達太良山でした。


『あだたら』という音の響きが印象的な福島県にある日本百名山です。


もともとは一泊の旅行がてらなどと考えていたのですが、宿を探すのを先延ばしにしつつぽつぽつだらだらとスケジュールを考えるうちに、日帰りでいけそうだとなって、朝発の新幹線日帰り計画となりました。


上野から新幹線で福島県郡山駅まで行き、そこからカーシェアをつかって奥岳登山口まで一気に!
車内からきれいな安達太良山が見える。頂上まで雲が掛からず独立峰の美い山容。
今からそこ行くから晴れたままでいてください!


登山口から早々にロープウエイで1350mの山頂駅まであっと言う間に上昇。昔だったら歩いてゆこうと言ってたかも知れませんが今回は日帰り速攻なのでと自分で納得していざ登山開始。


最初は木道歩き、流石にロープウエイ駅なので家族連れ観光客もたくさん居ます。
安達太良山は紅葉の名所ですが、季節的には少し遅いので秋枯れの様相。それでもなだらかな斜面の景色は穏やかでとても和みます。


ただ、あまりゆっくりと休まずまずは先を急ぐ。スケジュールに余裕が少ないのもありますが、それよりも頂上付近に雲がかかり始めているの方が大きな問題。
もう少し待っててくださいと祈りながら木道をせかせかと進む。


1時間弱で頂上直下に着。頂上は稜線の上にお椀をかぶせた様な岩の小山の上。乳首とも呼ばれているらしい。


休まず頂上までゆくが雲より先に着くことはできず晴れたり曇ったりの頂上の空。それでも写真を撮ったりして、広くない頂上は早々に諦めて小山の麓の広くなった場所で休憩。


その後は稜線を北に沿って矢筈森からくろがね山荘を経由する下山道を選択。
稜線を北に向かうところでふたたびそらが晴れてきて、ちょうど沼ノ平のビューポイントでは綺麗に晴れる。良かった!


周囲の赤土にゴロゴロと岩が点在する景色と不思議なほど白い地面の景色は見どころとしては満点。
本日のハイライトと言ってもいい感じ。


沼ノ平の景色を堪能した後は下るのみ。くろがね山荘から先は道も整備されていて気楽な(だけどペースは落とさず)山歩行。


1時間ちょっとでスタート地点の奥岳登山口に到着。降りた目の前に温泉があったのでもう探すの面倒なのでこちら「あだたら山奥岳の湯」でお世話になることに。


快適なお風呂で気分もすっきり。
郡山駅前で車を返して新幹線で帰郷。
郡山駅からの往復7時間強、歩行時間3時間55分の速攻山行でした。


安達太良山遠景


奥岳登山口。秋景色〜


頂上直下への最後の登り。
奥にあるこんもりしたのが頂上。


晴れたり曇ったりの頂上


独特な景色の稜線


ハイライト。沼ノ平


下山。


帰りの新幹線は恒例の乾杯