何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

昨秋の山登り ~その1 御正体山~

 コロナで走る大会が無くなった事も少なからず影響をうけ、一昨年から山へ行くことが多くなりました。


 出かけたからには記録を書きたいと思いながらもなんとなく書きそびれていたので、思い出したように時々走り書くことにします。


【御正体山】

 昨秋10月上旬に日帰りで行ってきました。

 山梨県の都留市、神奈川県との境ちかくにあり、“みしょうたい”と読む日本二百名山に数えられている山になります。


 なぜここを選んだかというと「何となく」になってしまうのだけれども、強いていうなら、周辺の山はいくつも登っているのに200名山に数えられる程の山でありながらポツンと残ってしまったのが昔から気になっていた。といったところです。


 富士急行の都留駅で下車しタクシーで登山口へ向かいます。そもそもが登る人の少ない山なのに、選択したルートも地味らしく、行き先を告げるとタクシーの運転手さんからも一言「珍しい」と。

 静かな登山口(御正体山登山口)から山に入るとすぐに舗装された林道が現れたのですがこれが信じられないくらいの急斜面直登の道路。車でもキツイだろと思う道路を汗だくで登きった先はまたしても舗装道路。

 こちらはほぼ一般どうの作りだが工事用。この道路をを横切って尾根から登山口に再度取り付くはずなのだか、こんどは取り憑きが藪で覆われていて発見できず道路を行ったり来たり探してタイムロス。


 山らしい山歩きをする前から色々ありすぎて既に疲れてきたので一休み。その後は明るい森の中を着々と高度を上げてゆき休憩から約1時間強で山頂に到着。

 山頂で人組の夫婦と出会い、この日山で初めて会った人となった。ホントに人が少い山だ。


 天気が良い山頂は静かで広くてベンチまであるとてもいい空間です。残念ながらすぐ近くにいるはずの富士山は樹々に遮られて見えません。この先に期待とします。


 山頂での休憩後、徐々に高度を下げながらの縦走で次の目的地、石割山を目指す。

 石割山は標高は低いですが、富士山が目の前にでんと聳える展望の山です。


 御正体山から石割山のルートはシンプルですがこれまた、人の通らないマイナールート。広葉樹の基にトリカブトが群生する樹林隊でした。


 一旦降ってもう一度登り返してしめて1時間半ほどで石割山へ到着。こちらの山頂は5〜6組の登山者に混じって駐車場からサクッと登れることもあって一般の人もちらほら。


 そしてお目当ての富士山は、ずんと雲の中。それも裾の方までガッツリと覆う濃厚さ。


 まぁこんなもんかとひと笑い。とはゆかず晴れないかなと後ろ髪を引かれながら渋々と下山。


 バスの時刻もあってこの日は温泉は無し。山中湖からバスと電車を乗り継いでの帰宅となりました。



 御正体山に登れたのは昔から良く見かけるけど話しかけたことが無い同じ街の人にやっと話しかけられたみたいな感じ。一見とっつき難そうでしたが、とても静かで落ち着いた方でした。


わかりにくいけど御正体山



御正体山の山頂



静かな山道



この先富士山が〜。見えたはずなのに



お土産がわり。富士山鯛焼き

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