後半戦、コースは長野市内を流れる犀川を渡る五輪大橋をわたります。
橋の中程がレース全体の中間点にもなっています。
橋の直前の給食所で栗まんじゅうをいただいてから長くて広い橋への緩やかな登り坂に取り付きましたが、橋を登り切ると右手に北アルプスのパノラマが広がります。
これはかなりの絶景。車道の真ん中から眺めてる贅沢な感覚でした。
止まって山々をそれぞれ確認したい衝動もありましたが走りながら視認したところでは白馬岳から鹿島槍、五竜岳などが見えていました。
橋を渡り切って料金所を通過して西に向かうと広い複車線の直線道路にはいります。
バスターミナルのような場所の前で応援ツアーで来てくれたみわこさんを発見。長野新聞社の旗を振って応援してくれて感謝。手を振って応えます。
この道路は先で折り返しとなっているので戻って来たところでもう一度、今度は反対車線に向かって手を振って応えることができました。
その後、オリンピックレガシーの一つホワイトリンク前を右に折れて応援エリアとはお別れし、25km過ぎからコースは千曲川周辺を巡る開けたエリアに入ってきます。
そして30kmを過ぎてだいぶキツくなってきたと思ったあたりで、スタート直後と同じく大会テーマソングの生演奏の応援が待っててくれました。
後で確認したところでは曲を演奏していたのは the Canadian Club というの皆さん。
スタート地点での演奏も驚きましたが、コース途中での再登場はテンション上げてくれました。
いったい今日は何時間演奏するのでしょうか。
そして、その直後にもう中学生さんにも遭遇。とてもらしい感じに目一杯両手を振ってくれました。ありがたい。意外と大柄でした。
そして千曲川を渡って折り返した先ではアルプスホルンの演奏の応援も。この楽器を生で聴いたのは初めてかもしれない。感謝。
キツくなる30km前後に賑やかな応援が続いて本当にありがたい。ペースも割と順調だしもしかして今日はタイムもいいんじゃない?
と思ったら、好事魔多し。
コースが北東向きになったところで北寄りの強烈な向かい風をモロに受ける事に。千曲川の土手の上が吹き曝しで終盤の身体にかなり堪えます。
後で確認したらこの間、5分45秒から6分まで落ちていました。順調きていただけに少し残念。
土手を降りると折り返しとなり、フィニッシュのある長野オリンピック公園までは追い風の力を借りてラストスパート。
公園に入りオリンピックスタジアム内はゴールまで最後の力走。
終始晴天でいてくれた空の下でのゴール!
グロス記録 3時間45分32秒
タイムはまずまずでしょう。
そしてなにより楽しかった!
ゴール直後
ゴール後の公園内で
大会当日、朝から天気は上々
スタート会場の長野運動公園までは長野駅から電車で北長野駅へ行きそこから徒歩で約20分の道のり。
今回応援のみわこさんは応援バス利用の為長野駅で一旦別行動となりました。
北長野駅へ向かうしなの鉄道は臨時も出ていましたが、車内はランナーで超満員
電車が満員だったので北長野駅からは人の波に乗って迷うことなく会場に到着
天気がいいので会場の公園内は屋外で準備するランナーで溢れています
バスで来場したはずのみわこさんと会場が広くて中々見つけきれませんでしたが、スタート時間も迫ってきてトイレに並んでいる時になんとか合流できました。
そしてスタートラインに整列。
一通りの開会セレモニーが終わっていよいよスタート!
スタートの号砲と共に疾走感のあるテーマソングが掛かります。
ノリのいい曲だと聴きながらスタートラインまで移動してきたらなんと生演奏だった。
これは初めてで楽しい演出。
スタートラインの写真(整列前にみわこさんに撮ってもらったもの)
走り始めは長野市内中心部、善光寺方面に向かいます。
昨日観光で訪れた山門の前までは登り坂。登り切ったところが山門前で本日の最高高度地点になります。
今日のコースは全体的にとてもなだらかです。
山門前を左に折れて山門からまっすぐ伸びる門前通り。ここは昨日歩いた下り坂坂。
流石に応援の人が沢山。観客が多くてついついスピードを上げてしまいそうになるけど序盤なのでしっかりと自制いたします。
その後、長野駅周辺を離れて10km付近では前日の受付会場のビッグハット前を通過
コースは川沿いにかわり東向かって15km地点をすぎたところで折り返すと、正面に雪を被った北アルプスの山並みがバーンと見えてきました。
カメラを持ってくれば良かったと本当に悔やみます。
カメラを用意しなかったので大会の記念にいただいたカレンダーの写真で代用
(印象はこんな感じ、菜の花は咲いていませんでしたが)
そしてコースは一旦北東方面に折れてからエムウェーブの前17km地点過ぎでで折り返しになります。
この辺りもとても応援の方々が多くて賑やかで気持ちよく走れます。
序盤の善光寺からビッグハットにエムウェーブ、そしてこの後通る五輪大橋といった98年の長野オリンピックのレガシーを巡る前半でした。
後半に続きます。
朝の満員電車のチケット。あんなに混雑するとは…。
宿泊したホテルから