何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

葛飾区荒川河川敷堀切橋マラソン

10月になりマラソンシーズンに向けての初戦、葛飾区荒川河川敷堀切橋マラソンへ参加してきました。


今月下旬のフルに向けての調整。と気合いをいれなければいけないところではありますが…。


会場は家から歩いて⁉︎20分ほど。いつも練習で走っている河川敷から橋を渡ったすぐ先。

そしてスタート時間は10時半。


という訳で普段の休日の朝とまるで変わらないルーティンで支度をする緩やかな出発となりました。



会場に着いてまず受付で案内とゼッケンを受取。

今回の主催はスポーツメイトRUNさん。参加させていただくのは今日で3回目。

参加するとポイントが貯まるのですが、毎回ポイントカードを忘れてしまうので、また新しいものをいただいてしまいました。


荷物置きは芝生に広げたブルーシートだけの簡単なものですが、今日は本当に雲一つ無い気持ちの良い空が広がっているので荷物の横でシートに座っているだけでもなんたか気分いいです。


ハーフの部は参加者16名。他に30kmとフルの部はそれぞれ30分ずつ前にスタートして走っています。


スタート20分前に簡単な大会説明と記念撮影をするとあっと言う間にスタート時間になりました。


河川敷コースは一般の方々もいるので横に広がらず縦2列の独特のスタートからよーいドン!


久しぶりすぎてどの位のペースで走って良いか分からず最初の1kmは4分50で入ってしまった。

前を行くランナーは3人男女1名ずつプラス相棒のみわこさん。


確実にみんな自分より速いので勘違いする前に少しずつペースを落とします。


今日のコースは荒川河川敷、最初に端数の500m弱を折り返してから片道2.5kmを4往復します。


意外にもこのパターンは初めてで行って帰って8回も同じところを通るのが気持ち的にどうなるのかも気になります。


まずは1往復。初見だからか割と長く感じた気が。

バテると3往復目くらいで気持ちが折れそうなので息が上がらないようイーブンペースを目指す。


少し気持ちに余裕の出た2往復目。あと2人に抜かれて6番手に。

暑さが徐々に気になり出しました。


そして3週目。

気温はどんどん上がってゆき、容赦の無い太陽光でジリジリと体力が消耗してペースは今度は勝手に落ちてきました。


藪の中の小屋に棲む猫が苦しそうに走るこちらを物珍しそうに眺めてきます。


コース上には10kmやファンランのランナーも加わって色々なペースの人とすれ違ったり抜いたり抜かれたり。

速い人も凄いと思うけど、この暑さの中ゆっくりでも走り続けてる(特に長いのに出ている)人も凄いと感じます。


そして4週目。

前を行くみわこさんが徐々に落ちてきて、給水で抜いてしまった。どうするのか思ったら1kmほどで抜き返された。中々の根性、負けん気は残っていたらしい。


ラストスパートを最後の1週と考えてたけど、とても体力が持たない気がして、やっぱり最後折り返してから、やっぱり残り1kmでとズルズル先延ばしに屋なり、結局残り数百mでペースが少し上がっただけ。

だいぶ暑さに削られました。


ガーミンで確認したら気温28度。

タイムは1時間53分31秒と、前回5月に足を怪我して途中座って休んだ時よりも遅かった。

しばらくぶりの残暑に負けました。

順位もそのまま6番手でフィニッシュ。優勝は女性ランナーで終始ペースを乱す風でなく見事な走りをされてました。


正直かなりきつかったですが、足裏の痛みが出てこずに走り切れた事が1番の収穫。

何とかこの後のフルが走れるかもとホッとしました。


皆々様お疲れ様でした。そして開催いただいた方々ありがとうございました。



河川敷風景(太陽ギラギラ)



大会案内。参加賞のマスクがおしゃれ



30kmの部スタート



お疲れさま




練習ランの最中に知り合いになったSさんに撮っていただきました

雨飾山登山  〜食報告ばかりの番外〜

雨飾山の登山は朝早く出発する為に前日はどこか近いところに泊まる必要があったので、登山口まで車で約1時間半かかるものの色々条件を考えた結果として長野駅に前泊する事にしました。


長野駅に着いて昼食。長野ならばと蕎麦屋を検索
きのこおろしの戸隠そば 他にも色々あって選ぶの迷います。


せっかくなので善光寺辺りで観光も思いましたが、雨との中で気持ちが盛り上がらずホテルでウダウダと過ごしてしまいました。



ホテルの部屋にマッサージ機があった!
他にもロビーで本が借りられたりコーヒーも飲み放題だったりとビジネスなのにサービスが良かった。


夕飯も検索して駅そばの居酒屋、「大久保 西の茶屋」さんへ結構強くなった雨の中向かいました。


店内は満席に近く色紙もいっぱい貼ってある地元の人気店といった感じです。


まずは名物イナゴの佃煮


玉ねぎのかき揚げ ボリューム満点


蕎麦粉のおやきは味が2種類楽しめます


どれも美味しくてコスパ良し👍な中々の名店でした。
そばも美味しそうでしたが予想以上にお腹がいっぱいで断念。
また来たい。長野マラソン参加できたら是非来よう。


翌日の登山は時間的にはほぼほぼ予定通り。
長野に戻る途中で風呂にも入って駅でお土産も買って新幹線で帰京。


夕飯は新幹線の車内で駅弁です。



三連休の中日なので帰りの新幹線は空いているのではとの予想は外れて混んでいましたが、それ以外は問題なく帰宅。


メインは登山ですが良い食に恵まれた旅行となりました。

雨飾山登山 〜曇天の下も納得の山〜

雨飾山は長野県北部、新潟県との境付近にある標高1963mの山になります。
今シーズン4回目の登山に9月の連休を使って行ってきました。


一週前の週末に台風が来て今週は大丈夫だろうと思ったらまさかの2週連続の台風襲来。
朝起きてダメなら諦めるつもりで雨雲の下長野駅まで行って駅前の居酒屋で夕飯を食べて就寝しました。


翌朝は雲が低く垂れ込めたどんより空。雨が降っていないのと天気予報が午後から晴れだったのでこれなら大丈夫と出発しました。


長野駅からカーシェアで1時間半かけて小谷の先の雨飾高原キャンプ場へ8時過ぎに到着。


駐車場横の管理施設にはこれから向かう登山者が数組いました。空模様も不安定だしきっと多くはないのだと思いました。


管理施設横に登山道の入り口。予想に反して下りから始まりました。そしてすぐに道は小川脇の木道に変わり、少し向こうに滝が見えたりして遊歩道を散歩しているようなのどかな雰囲気に。


それでも10数分も進むと山道が現れて本格的な登りが始まりました。
登りぐちには11分の2の看板。11号目まであるということか。


しばらくは樹林の中のまずまず急な登りがつづきます。30分くらい登った途中で頂上まで120分の標識があり。思ったより近いと感じる。


そしてひとしきり登った先から急に降り始めたとおもったら、地図では水場の表記もある荒菅沢に出てきました。
特に橋などはないので渡渉となります。昨日までの雨のせいで水が多いのか飛び越えなければいけない石の幅が少し広めで軽く緊張。


沢から先も急登が続き喘ぎ喘ぎしているうちに樹林帯を抜けます。
登り始めでは、雲の切間に時々青空も見えていて午後の回復を期待していたのですが、なんだか雲の厚みが増しているような。


樹林帯を抜けると登山道は岩場の細道となり、斜度も一段と急になる印象です。
気がつけばここまで結構な急登を登り通しです。


そして30分ほどかしら登りきるとやっと笹平に到着。頂上直下の踊り場で草原というには背丈ぐらいある木もありますが、緑の平地らしき場所です。
笹平の入り口で一服休憩。他の登山者パーティもほぼ同様に休憩をしていました。


笹平を横断して再び現れる斜面を登り切ると頂上に到着。
頂上は広くてゆっくりと休憩できそうな感じでした。


天候は曇り空のまま周囲には霧がかかり、晴れていれば笹平に浮かぶ女神の横顔(登山道が描く線)や遠く(もしかすると)日本海なんかも見えたかもしれず少しだけ残念。


もう少し待てば晴れるのではないかと待ちたい気持ちを抑え込んで下山開始。
霧の中きた道そのままのルートで下山します。
下りはですがしゃがんだり手を使ったりして時間がかかり、改めて急登だったんだなと実感。


荒菅沢手前から雨が降り始め、午後から晴れじゃなかったのかと恨み節と登りの時でなくてよかっとほっとする気持ちが混在。


もくもくと下山を続け、頂上から約2時間20分で登山口駐車場へ到着。
往復で5時間25分。
登りが早いのか降りで手こずったのか登りと下りの時間の差が少なかった。


登山口横で靴を洗って履き替えて、キャンプ場の方に近くで寄れるお風呂を伺って帰路へ。


終始雲が晴れなかったのは残念ですが、無事頂上へ着き下山もできたのは登山道がかなりきれいに整備されていたおかげだと感じました。
日々整備、点検されている方々へ大変感謝いたします。


なぜか昔から雨飾山に登ときは雨の中を想像していたので妙な納得感。
登りの手応えや頂上直下に平地がある特徴のある形状など見えないながらも個性を感じられるいい山でした。また来れる機会があれば是非来てみたいです。


登口、地図があります


最初はこんな青空も


頂上まで120分の標識。ちょっと120分では厳しい目


荒菅沢 きっと普段より水が多かった(写真では分からないですが…)


樹林帯を抜けての岩場 こんな状態がしばらく続きます


笹平 霧が幻想的と言えなくもない?


山頂到着



下山してきました