何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

鳥取マラソン2024 〜後半からゴールへ〜

心配された雨はほとんど降られず、日差しも程よく陰ってくれてコンディション的には上場。
風が若干強くてコースの方角によっては気になりますが、割と順調な序盤を終えて後半へ。


エリアは郊外の工場と田畑が広がる地区、徐々に坂道を登りながら走っていると前方上方に大きな橋が交差しているの見えて、その橋の上にランナーの姿も見られます。
結構な高さがあるなと感じた通りルートはさらに登り続けてゆき、広い道路(国道29号線)に出たところで降り変えずようにして橋を渡ってゆきます。
橋の上の中間点がほぼ最高地点。ここまで約2kmほどは登りが続きました。


流石に少し息がキツくなってきたので、そこからしばらく続く下りは抑え目で。
下り切ってからコースは数回折れて、コース最南端になる千代(せんだい)川を渡る折り返しへ向かいます。
川の土手に上がるところでもう一度ぐいっと持ち上がり景色が開けて遠くに折り返す円通寺橋が見えてきました。
ここを越えれば、30kmと頑張りどころでしたが、だいぶ脚にきているのか息が治りづらくなり橋の上で停止して息を整える事になってしまいました。
息を整えついでに橋の上から


橋を渡って折り返す形になったところでエイドと30kmの表示。ここからラストと気持ちを入れ直しますが、徐々に両腿の裏に張りと痛みが現れてきてかなり厳しい状況に。あまり止まってしまうと気持ちが切れるので、走り続ける事を優先にペースを落として進みます。


コースは街中に入ってきていてほぼ直線。沿道の応援も増えてきます。走り続けて行くと前方の開けたところでコースが左に折れ曲がっているのと35km標識が見えました。
いよいよラストの7kmになりましたが、直後に上り坂。それほど斜度はないのでここは登り切らねばと頑張りましたが、登り切ったところで息が切れてしまい膝に手をついて停止。すると後から来たランナーに背中をポンと叩かれました。
そのランナーはもちろん知り合いではありませんが、そのまま走ってゆく背中を見て少し元気が出ました。


ただ、そこから先のコースは山道で見るからに峠越えの長くて厳しい急登でした。スタート直後、15km、中間点に続く、本日4度目の急坂。
おそらく傍目には歩いているのではと思われる位のペースになってしまいましたが、とりあえず停まるのだけはやめようと樹林の中を登り続けてなんとか登頂。
そこから先の見通しの良い下り坂では息を整えながら走っていると、「きつい坂でしたね」と後ろから走ってきたランナーに声を掛けられました。


2回続けての他のランナーとの交流は、レースといいつつも一緒にゴールを目指してゆくマラソンならではの感覚を感じる事ができとても励まされました。
今度、終盤に余裕があったら自分でも他のランナーを応援したいと思いました。


そこから何だか元気が出てきた気がして少しだけペースも上がって40kmに到達。ゴールまでのラスト2km “颯爽と“ とまでは行かずとも多少はペースを上げて気分良くゴールをしたい。と思っていたらまたまた出ましたとのぼり坂。最後まで油断のならないコースです。
そこまで長くはない坂なので二踏ん張りぐらいで登り切ると、下り坂から一気に競技場内へ。


競技場に入ったところでハリー杉山さんがトラック上でテンションマックスの声援でお出迎えしてくれ感激。
自分なりのラストスパートでゴールラインを超えて、グロス 3時間 55分 16秒のゴール。


だいぶきついコースでしたが、ゴール後はなんとも言えない清々しさを味わえた大会でした。


ストレスフルな運営と沿道他各所の盛り上がりにとても楽しませていtだきました。
ありがとうございました。



メダルも砂で出来ています。


久しぶりの紙でもらう完走証でした。裏面に当たりが印刷されていると景品付き。残念ながら一つ前の方が当選だったので連続は出ませんでした。

×

非ログインユーザーとして返信する