何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

筑波山登山 〜サクッと日帰り山行〜

つくば市の北部にあって晴れた日だと東京からでも平野にポンっと置かれたようなその形を見る事ができる筑波山。


自宅からは最も簡単に行ける百名山ですが、いつでも行けそうな気がするので何となく後回しになっていました。


6月平日に休みを取った金曜の朝、つくばエクスプレスで通勤通学の乗客に紛れてつくば駅へ。そこから更にバスで登山口に到着。


登山口の観光案内所前で軽く準備をして筑波山神社から御幸ヶ原コースで出発。
スタートしてすぐ、ケーブルカー駅への分岐を横目に線路右手の登山道に入ります。


高い樹々の森のなかを大きめの岩混じりの急登を登ります。天候はあいにくの曇り空で、登るにつれ霧の中に入ってゆく感じとともに時々雨も降ってきます。


そんな中で着々と高さを稼いでいるうちに約1時間ほどでケーブルカーの筑波山山頂駅に到着。
おそらく週末で天候が良ければたくさんの人が溢れているのではという感じですが、人はまばらで数多くある売店もどこも閉まっていて少し寂しいひなびた観光地の雰囲気みたい。



山頂駅から左手(西側)に7分ほど登ると筑波山の二つある山頂の一つ、男体山の山頂に到着します。山頂には小さめの男体山御本殿と気象観測所、それから見晴らし台があります。


見晴らし台は南向きなので、東京方面や富士山の景色が見られそうですが今日は当然のごとく視界ゼロ。長居をするモチベーションも湧かないので早々に退散。


一旦、ケーブルカー駅前広場に戻って休憩をした後、今度は右手(東側)に向かい、もう一つの頂上の女体山を目指します。約15分ほどの縦走路を登りきった先で女体山の山頂に到着。


女体山の方は女体山御本殿があるのは男体山と同様ですが、こちらは山頂と記載された石柱や一等三角点があり、より山頂らしい雰囲気です。



ついでに岩と岩の間に掛けられた橋なんかもありました。



ここからは白雲橋コースを辿って下山をしてゆきます。
女体山の山頂から始まるこのコースはところどころに「筑波山パワースポット」の看板が立てられていて見どころ(ほとんどは巨石)が多いです。


特に印象に残ったのは


ガマ岩(カエルに見える?)



母の胎内くぐり(巨石の下をかがんでくぐることができます)



高天ヶ原(霧の空がより神秘的な雰囲気が出ていました。岩の上に祠があります)



弁慶七戻り(弁慶も(怖いから?)振り返って見たという巨石の乗り方が不安感を誘います)



などなど。
ほかにもいろいろと見どころがあり、普段はただでさえ単調になりがちが下山路に天候もどんよりの中でしたが楽しむことができました。



おたつ石コースへの分岐を過ぎるとあとは一気に下ります。
急な階段なども通過して最後は登り始めの筑波山神社の裏側の地点に到着です。



降り切ると山の上部にかかっていた雲は高くなりすこしずつ天候も回復傾向でした。
筑波山神社横の旅館で温泉に日帰り利用をさせててもらい汗を流して帰路につきました。


距離で約6km 4時間15分の登山でした。


帰りもつくばエクスプレスなので、車中での乾杯は取りやめて自宅近くに戻って来てからの
お疲れさまとなりました。

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