何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

通勤ラン ~初挑戦はいろいろ難しい~

「通勤ラン」はある種の憧れのようなものでした。


仕事を終えて颯爽と会社から走って帰る。ってなんか格好いい。しかも練習になる。


頭で考えるのは自由ですが、ただ実行するとなると色々と尻込みさせられる理由が。。



 ルートは何となくOK、できれば最初は会社の人にばれずにそろりと始めたい。
となると着替えはどうしよう。荷物もできるだけ軽くしたいし。等々。



 とりあえず通勤で使用してもおかしくなさそうなリュックを購入。1ヶ月前くらい前から通勤かばんをリュックに変更。上着は会社に置いておき、財布の中身を減らしたり、通勤で持たなくてよいものなどを細かく見直して荷物を減らしてゆく。


 残る問題は革靴。会社に置いていく案もあったけど、翌日持って帰るのも面倒なので、結局背負って走ることに。



 当日はいつも通りに仕事をして、事務所のあるフロアは着替えにくいのとランニングウエアでエレベーターに乗る勇気がないのでいったんビルの1階まで降りて共有のトイレでウエアに着替える。
 慣れない作業にちょっと違和感。洋式トイレの個室は蓋の無い便器で水に落とさないようしてたら思ったより手間がかかってしまった。
 最近のトイレは水を流すのがセンサーなので着替えている最中に3回ほど意味もなく水を流してしまった。隣に人がいたら下痢でもしているのかと思われたかも。。



 着替えを終えて会社ビルの裏口から隅田川岸へ。なんだか色々気を使ったのでこの時点で早くも疲労感が。。


 時間は18時半過ぎ。もう少し早い時間に出たかったけどまあ仕方ない。



 晴れていればまだ明るい時間ですが、雨上がりで雲がどんよりとかかっていてこんな感じ。



 走り始めると準備も含めて色々と面倒だなと思ったことが終わった気分の良さで気持ちはすっきり。
 だけど終日事務仕事を終えてからいきなり走り始めたので体が思うように動かない感じがします。


 川沿いの遊歩道と、時々支流との合流で途切れるので街中の交互に進みます。
ランナーとも沢山すれ違いますが、荷物をしょっている人はちらほら。ほとんどは小さい荷物で通勤用と言うよりは貴重品入れ程度の街ランスタイル。はっきりと通勤ランと分かる人は少なく、何となく得意げな気持ちに。



 浅草の手前あたりで中間地点。ここまで来るとだいぶ暗くなってきました。
川を走る屋形船や橋のライトアップが奇麗になってきましたが、同時に足元も暗くなってきて注意が必要です。



 さらに背負った荷物の重さが徐々に効いてきます。体にぴったりくっつくように紐の長さを調整したのですが、革靴の重みでどうしても左右に揺れるのを身体で支えなければいけません。



 スピードは最初から最後までゆっくりペースの6分前後。意識してゆっくり走った部分もありましたが、かといって上げることもできない状態でした。
 頭の中も終始、「次はもっと早く出よう。」だったり「やっぱり靴は置いていこう」、「どこかほかに着替えるとこないかな」とか反省と言うか課題ばかりでどこか走りに集中できていませんでした。



 見慣れた家の近くまで来ると、だいぶ空は暗いですが帰ってきたという満足感がでてきました。


 最後の最後には明日の仕事のアイデアが浮かぶなどしたのですが、意外にもこれが気持ち的にすっきりとした清々しさ。


 なんだかんだ言って結果オーライ。なるほどできれば習慣にしたいものです。


 途中のベストショット? スカイツリーと屋形船。

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