何はなくとも漫遊走

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時々山登りも。

田沢湖マラソン2019 その1 〜生まれて初めての秋田県へ〜

田沢湖マラソンはその名の通り秋田県の田沢湖周辺を舞台とする大会で、競技\\\\はフルと20km、10km、ペアラン(3km)の4種目があります。


昨年、NHKのランスマで紹介されていたのでご存知の方も多いかも。自分も番組で知り,
今回の出走のきっかけになりました。


フルマラソンは地元仙北市の街や農村地区をぐるぐると走って、ちょうど半分ほどの22km付近で田沢湖畔に戻ってきたあとは田沢湖をぐるりと反時計回りに1周するコースになります。


20kmコースはシンプルに田沢湖を1週ですが、10kmの場合は半周になるのでスタート時には船(!)とシャトルバスで反対岸のスタート地点まで移動しなければなりません。



大会は今回で34回目。最近始まったの各地の新規大会からみるとベテランと言ってもよいほどですが、開会式の挨拶では「年々少しずつでも良くなるよう変えていっている」といった殊勝な言葉もあり頭が下がる思いです。


スタートは特設会場のすぐ横の道路からなのでギリギリまでトイレや荷物預けが利用できます。
今大会では公式の手荷物預かり所はありません。代わりに周辺のホテルや喫茶店が臨時の手荷物預かり所を設置してくれています。手数料が必要ですが、どこで預けても一律1個500円です。
会場周辺にテントを張って応援に備えている方もたくさんいます。



一通りのイベントを終えていよいよスタート。
スタート位置は陸連登録ランナーと先頭にしてあとは目標タイム順です。が特に確認もないので今日の気分で4時間以内を選択。


号砲と花火とともにフルマラソンのレーススタート。
20km他は30分後のスタートです。
スタートから一旦田沢湖を離れますが、田沢湖自体は火山跡のカルデラ湖なので周辺の町より高い位置にあります。
なのでスタート直後は一気に下り。最初に下るのは割と好きなのだけど、まずまずの急下り。あまり飛ばし過ぎもどうなのかと思うのでちょっとだけブレーキ。


前半は田んぼや住宅街の中を何度か折り返しながらぐるぐると回って同じ場所に帰ってきます。
田んぼや住宅街の中なので日陰が無く心配されましたが、スタート後から薄く雲がかかってくれてとりあえずは一安心。
ただ、なかなか調子の方はあがらず、体が重い感じを抱えながら5kmまで進みます。


今大会では距離表示は1km起きですが、5kmごとに計測とチェックポイントがあり、男女それぞれの1位で通過ランナーのゼッケン番号と通過タイムが手書きで掲示されています。


男子はゼッケン8番。タイム的には1km3分強。さすがに誰かは覚えていないので後でチェック。女子は覚えきれず。


5kmからコースを南下しながら10km近くまで来て徐々に調子が上がってきました。同時に空の雲もちぎれて日光も多く降り注ぎ始めます。



大会要項では5kmおきの給水とその間の1か所でスポンジとありましたが、スポンジエリアでもちゃんと給水を用意してくれていましたので、ほぼきっちり2.5kmおきに給水が可能と、確実に暑くなる今日の気象条件には大変助かります。



前半は街中ルートとはいってもここは秋田駒ヶ岳のふもとに広がる街なので、コースは常に緩やかに上ったり下ったりしています。
これ、結構効きます。高低表を確認すると、前半の方が高低差は大きいので、うっかり無理してしまわないよう注意しながらイーブンを保つことに。


結果前半は5分15秒平均くらいで推移。今日の目標はコースのキツさと暑さを考えて4時間切ればOK。なので、想定よりだいぶ速い前半でした。


田沢湖駅でコースはもう一度折り返すように北上してゆき、20kmから先の田沢湖にもどる登り坂に向かってゆきます。


(続きます)


会場の雰囲気。 フル約1400名 20km約1700名 10km1300名
地元のお祭りのよう。




田んぼのコース。写真は翌日撮ったものです。

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