何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

田沢湖マラソン2019 その2 ~生まれて初めての秋田県へ~

20kmを超えるとコースは田沢湖畔を目指してゆきます。
スタート直後にくだった道なので予想はしていましたが、1km近い登りは続き
結構なキツさ。


とはいえまだ半分の距離。きついながらも足取りはしっかりしている(と、取り敢えずは思いこむ)。


湖畔まで上がってきて最初に目に入ってきたのは約2時間後にまた来るはずのゴール地点。現在は20kmの上位ランナーがゴールしている最中でした。元気に戻ってきたい。



湖畔の道に入ってやっと田沢湖が見えました。昨日も見ているのですが、早くもほのかな懐かしさが。。



湖畔のコースは片側1車線の車道で道幅は十分で走り易いです。道は極々緩やかに上り下りを繰り返す感じですが、湖の間際まで生えた大きな樹々が直射日光を遮ってくれるのでこれは快適かも。


前半と打って変わって道路わきで見守ってくれるのは観光客の方々です。



なんだか好調かもと思いながらもそこは既に20kmを超える距離を走ってきているので徐々に疲労が。


給水所は相変わらず5km置きとその中間でのスポンジはしっかり準備していただいています。日陰がちでも気温自体は高くなっているので、それぞれに立ち止まって2杯以上のスポーツドリンクと、スポンジの水も頭から肩からたっぷりかけてゆきます。


最近のマラソンでは毎回胃がグルグルして気持ち悪くなってしまうので、エイドのバナナなどは全く食べずジェルだけにしました。
給水所で立ち止まってジェルを食べるのは何となく気が引けるのですが、今日は仕方なし。


湖を半分回ったところにあるのは田沢湖の名所のひとつ たつこ像
若さを保つと言われ泉の水を飲んだせいで龍になってしまい田沢湖の主になってしまったというたつこ姫の金色の像が湖に浮かぶように立っています。



このたつこ像までたどり着けば32km地点。残り10km。


いよいよ終盤しかし、そう思い始めるととまらず「あと3kmで残り10km」「たつこ像まで行けば後は戻るだけだ」などと先を考えすぎてしまい徐々に心に余裕が無くなってしまいました。


じわじわと落ちてゆくペースト闘いながら、残り32km地点を通過、金のたつこ像を見ることはすっかり抜け落ちてました。


12時を周り、気温はますます上がってきてペースはますまず落ちてします。
35km手前の給水所は、日陰も無く水飲んで、ジェル食べて、また飲んで思わず長期休養。


35kmを過ぎると本日のコース最大の難所の急登が表れました。
おもわず「うわ、すごいや」心の声が漏れ出て。。


約1km続く急登はひたすら1.5~2m先の地面を見つめたまま一切顔を上げずにただただしのぐ。時計は7分/kmに迫るペース。



登り切ったらあとはゴールまで下るだけ。という訳には行かず一旦下ってから再び小さく緩い上り下りが続きます。


周囲のランナーはだいぶ少なくなりましたが、ヤバいくらいの息遣いの人やふらつき気味の人も散見。


ラスト前の給水所ではスイカが!
かなり嬉しい。


のこり1km。見覚えのある昨日のバスの停留所まで来ると帰ってきた感とともに観光客や応援が一気に増えて来てゴールの高揚感がマックスに。



ラストは、大会会場の中心のゴールまでは100mほどの下り。


暑い中走り切ってゴール。
3時間56分07秒。 4時間越えも覚悟してたので上々のでき。満足。



前半と後半で全く雰囲気の違う大会でした。決して規模は大きくなくも、しっかりとした運営とアットホームな雰囲気でとても気に入りました。
まいどながら関係各皆様に感謝です。



そういえば先にゴールしているはずのみわこさんの姿がゴール付近に見当たらず。。


(続きます)



走行中は見そびれたたつこ像。昨日遊覧船で見た時の一枚



全体のコース高低図と自身のペース。わかりやすく相関が。。



ゴール風景(これも昨日撮ったもの)



コース図

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