何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

防府読売マラソン2019 その1 〜長い旅時の果てのランは~

防府読売マラソンはテレビとかで見る、琵琶湖毎日や別府大分といった類の本物のランナーが出る大会。というのがイメージでした。


数年前に一般ランナーも出れると聞いて以来、それならばいつか走ろうと思いつつ、今シーズンになっていよいよ参加を決めました。


シンプルなホームページに茶封筒の質素な参加案内には遊びの要素は無く、自分のようなタイムより楽しみに気持ちが寄ったランナーは場違いなのではと不安もよぎります。



大会前日に移動開始。
東京駅から新山口駅まで新幹線で4時間半!!
新幹線で行く生涯で最も遠い場所なのではないだろうか。


東京駅では満席の車内は京都、大阪と徐々に空いてゆき、3列シートが自分一人となった岡山手前で駅弁の昼食をとり、新山口で新幹線を下ります。


新山口駅から先はランナーが多数乗り込んだ在来線に乗換えて約15分。防府駅まで3駅ゆられてようやく到着。総工程5時間50分。遠かった。


防府駅で師匠夫婦と合流して車で受付会場まで乗せていってもらいました。
会場はソルトアリーナ。塩?と思いましたが、この辺りがかつて塩田だったことから取ったネーミングの由来だそうです。



受付にはスポンサーブースや大型の売店や派手なイベントも無し。スポーツ大会、いや小学校の時に出た陸上競技大会の雰囲気は確かこんなだった。


QRコードを使用した初めて見る受付のあとはゼッケンと参加賞の受取。
参加賞は50周年記念ロゴ入りポンチョ。珍しいけどとても実用的。雨避けにも着替えの時にもレジャーシートとしても使用可能。


そして50周年ロゴ入り。
50年! 自分の年齢と1つしか変わらず。そしてこれまで出た大会では愛媛の次にくる歴史の長さ。重みを感じます。



受付後は再び師匠の車に乗せていただき、明日のルートを試走。
地図で見て想像した以上に平坦で広くて走りやすそうなコース、だけど直線が長くて遠くまで見渡せることが多くて気を紛らわしにくそう。タイムを狙うには良さそうだけと調子を崩した時は精神的に辛そうと思いました。


師匠からのアドバイスは26kmから33kmの緩くカーブした長い往復路をしっかりと気持ちよく走れるかどうか。
最近の自分の課題は残り10kmなので、確かにここを気分よく走りたいところ。



試走(車)を終えて宿泊のホテルへ。この日のホテルも師匠にとっていただきました。
本当に感謝です。
元々は防府駅周辺に宿が見つからず、広島から朝移動しようと計画していたところ、先日の大阪マラソン(応援)の時に師匠が予約しているホテルに空きを聞いてくれたもの。
本当に何から何までお世話になりっぱなし。



駅近のルートインは温泉もついていて最高です。
甘えついでに夕飯も一緒にさせていただき、たっぷり白飯詰め込んで本日の準備は完了。


不慣れな土地で随分とお世話になり、ありがとうの思いを伝える言葉が足りないのが本当に申し訳ないほ位感謝いたします。



明日は12時スタートな事もあり、朝の慌ただしさを考えることなく普段より少しリラックスした状態で就寝。


緊張感のある大会のはずなのに、なんか時間に全体的に余裕があって不思議な感じです。


(続く)



防府駅を降りると横断幕が迎えてくれます。
50周年が誇らしい。



ホテルの部屋に折り鶴。明日の健闘の祈ってくれるかな。



ソルトアリーナ

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