昨秋の山登り 〜その2安達太良山〜
昨秋の山登り第二弾は安達太良山でした。
『あだたら』という音の響きが印象的な福島県にある日本百名山です。
もともとは一泊の旅行がてらなどと考えていたのですが、宿を探すのを先延ばしにしつつぽつぽつだらだらとスケジュールを考えるうちに、日帰りでいけそうだとなって、朝発の新幹線日帰り計画となりました。
上野から新幹線で福島県郡山駅まで行き、そこからカーシェアをつかって奥岳登山口まで一気に!
車内からきれいな安達太良山が見える。頂上まで雲が掛からず独立峰の美い山容。
今からそこ行くから晴れたままでいてください!
登山口から早々にロープウエイで1350mの山頂駅まであっと言う間に上昇。昔だったら歩いてゆこうと言ってたかも知れませんが今回は日帰り速攻なのでと自分で納得していざ登山開始。
最初は木道歩き、流石にロープウエイ駅なので家族連れ観光客もたくさん居ます。
安達太良山は紅葉の名所ですが、季節的には少し遅いので秋枯れの様相。それでもなだらかな斜面の景色は穏やかでとても和みます。
ただ、あまりゆっくりと休まずまずは先を急ぐ。スケジュールに余裕が少ないのもありますが、それよりも頂上付近に雲がかかり始めているの方が大きな問題。
もう少し待っててくださいと祈りながら木道をせかせかと進む。
1時間弱で頂上直下に着。頂上は稜線の上にお椀をかぶせた様な岩の小山の上。乳首とも呼ばれているらしい。
休まず頂上までゆくが雲より先に着くことはできず晴れたり曇ったりの頂上の空。それでも写真を撮ったりして、広くない頂上は早々に諦めて小山の麓の広くなった場所で休憩。
その後は稜線を北に沿って矢筈森からくろがね山荘を経由する下山道を選択。
稜線を北に向かうところでふたたびそらが晴れてきて、ちょうど沼ノ平のビューポイントでは綺麗に晴れる。良かった!
周囲の赤土にゴロゴロと岩が点在する景色と不思議なほど白い地面の景色は見どころとしては満点。
本日のハイライトと言ってもいい感じ。
沼ノ平の景色を堪能した後は下るのみ。くろがね山荘から先は道も整備されていて気楽な(だけどペースは落とさず)山歩行。
1時間ちょっとでスタート地点の奥岳登山口に到着。降りた目の前に温泉があったのでもう探すの面倒なのでこちら「あだたら山奥岳の湯」でお世話になることに。
快適なお風呂で気分もすっきり。
郡山駅前で車を返して新幹線で帰郷。
郡山駅からの往復7時間強、歩行時間3時間55分の速攻山行でした。
安達太良山遠景
奥岳登山口。秋景色〜
頂上直下への最後の登り。
奥にあるこんもりしたのが頂上。
晴れたり曇ったりの頂上
独特な景色の稜線
ハイライト。沼ノ平
下山。
帰りの新幹線は恒例の乾杯