何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

利尻岳登山 ~北海道 海に浮かんだ山の島へ その3~

避難小屋でお昼ご飯になるパンやお菓子を食べて一休みをした後、下山の続きを再開しました。


小屋を出ると雨が止んでいました。そして降り始めて振り返ると利尻山のきれいな山頂を見る事ができました。
雨になっちゃってごめんね、と言っている訳では無いでしょうが静かなたたずまいで綺麗な山頂を眺める事ができて気分が急激に上がります。
避難小屋で一緒に休養していた他のパーティの方たちとも見れてよかったですねと声を掛け合ったりする時間を過ごした後に下山再開。




山頂だけでなく周辺に残っていた雲も徐々に晴れてゆき、海や港湾、港に入ってくる船まで見る事ができます。




登りでは全くその名にそぐわなかった見晴台第一、第二で麓まで続く尾根を見た後は樹林地帯に戻ってゆき、あとは一路登山口の北麓キャンプ場へ。


登りでも見た6合目(第一見晴らし台景色が全然変わりました)



思ったよりも早くの下山となったので、しばらくキャンプ場でボーっと過ごしましたが、その後無事宿からのお迎えの車とも合流でき宿への帰還となりました。


宿に戻ると利尻富士には雲一つかかっておらず、きれいな姿を見せてくれます。登っている時にこうであればと恨めしさも無いではありませんが、これもまた山登りだと納得。
宿では新たなお客さんと出会い、明日上る予定との事で、根拠の無い自信でもって明日はきっと晴れますよとお声がけ。



そして、実際に翌日は朝から穏やかな天候。宿で朝食を取って歩いて港へ向かいました。
帰路は稚内経由で羽田までの直行便です。


鴛泊港ターミナル



稚内までは1時間強の船旅。久しぶりの大きい客船です。
出向からしばらくは後ろの甲板に出て、利尻島とお別れの時間を楽しみます。海に浮かぶ利尻富士は見たかった景色の一つ。とがった山が海にポンとある感じがとても不思議で面白いです。



ひとしきり島を眺めた後は自由席に戻ります。この日は混んでおらず、ゴロゴロと横になったりストレッチをしたりしてのんびりと過ごしました。


稚内港に着いた後は、飛行機の出発まで時間があったので、レンタカーを借りて最北の地の宗谷岬に行ったり、納沙布岬でうに丼を食べたりとプチ観光をして過ごしました。
(結局利尻島では観光はしなかった。)


宗谷岬△


白い道🛣


ウニいくら丼💛



登山中以外はのんびりと過ごしながらあっという間の3日間の旅行でした。
せっかく涼しい土地に行ったつもりでしたがそこそこ暑かったのが驚き。泊った宿も含めて利尻ではエアコンの無い場所が多く、宿の方も異常気象だと嘆いておられました。


利尻の山頂での天気が厳しいかっただけではないでしょうが、簡単ではないと思いつついつかまた訪れたい気持ちとなりました。


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