何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

みえ松阪マラソン2023 〜トンネルを抜けてゴールを目指す〜

30kmを過ぎて身体もキツくなってきた頃からコースは山の中でぐんぐんと登ってゆきます。


一つ目のトンネルを過ぎて、二つ目が阿波曽蛸路トンネル。とても長く1kmくらいはあった気がします。

ここのトンネルでは照明が消されていますが道の両側足元にカラフルな電飾が敷かれていて、そしてトンネル内の壁にはプロジェクターを使用した映像が映し出されていました。


映像は観光案内から、学校や職場などそれぞれの場所からの応援メッセージなどですが、それぞれ動画になっていてちゃんと声も入っています。その動画がずうっと両側に延々と続いていて、照明の感じも併せてこれまで通ったマラソンのトンネルの中でも一番と言っていいくらいの良い演出だとかんじました。


トンネル内の映像がゴール後に流れていたので拝借させていただきました。



トンネルを抜けると50m近く一気に降ります。

ここまでで32kmを超えてコースは川沿いの道へ。ゴールまであとは気合と根性で乗り切れるだろうと思っていたところで好事魔多し。残り5kmを切ったあたりから疲労と相変わらずの強風で足が上がらなくなってきました。


40km地点でゴールの総合運動公園までの曲がり道を通り過ぎて約400mの行って帰ってくる折り返し。これは結構精神的にキツい。

最後の角を曲がったところでレッドブルの給水所。翼を授けて欲しいところですが脚が言うことを聞きません。ついさっきまで近くで「まだ4時間切れるよ」と励ましてくれていたペーサーさんの姿が見えなくなる中、最後の坂を登ってゴール。グロスで4時間と36秒。ネットではギリギリサブ4の結果でした。


ゴール後は最近では一番くらいの疲労感で、屋台村でも胃の調子が悪くおしるこをいただいたのみとなってしまいました。



自分は前半からの強風にやられて終盤にフラフラとなってしまいましたが、コースは変化があって演出も多いとても楽しいものだと思いました。

寒い中、ボランティアや応援で大会を楽しませていただいた皆様方に感謝です。


最後はバスと近鉄特急と名古屋に出て風呂と夕食をとってから新幹線で帰宅と慌ただしい旅行となりましたが、松阪はじめ三重県にはまたゆっくりと旅行に来たいと思いました。



近鉄特急の車窓から(指定席がとれて本当に良かった)。定番のお土産赤福



フィニッシャーズタオル他



メダル




コース図(ガーミンから)



高度図(垂直に落ちてしまっている所はトンネルです。でも実際に急なくだりでした。)

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