何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

松戸江戸川河川敷マラソン2019 ~新年最初は晴天の元~

1月は特に大会の予定が無かったなと年末に申し込んだのが『第6回スポーツメイトラン松戸江戸川河川敷マラソン』


その名の通り江戸川の河川敷で開催されるマラソン大会です。
エントリーしたのはハーフマラソン。大会自体は他にフル、30km、10kmがありますが、来月のフルへの出走を見据えてスピードトレーニングのつもりでハーフに挑むことにしました。


申し込みは最近はやりのeモウシコムのネットエントリーだったので事前の案内書類などは送られてこず。なので10時半のスタートに合わせて9時過ぎに会場に到着。



ぶっつけのような感じなので勝手がわからないのが少し不安といえば不安でしたが、河川敷の会場には受付のテントと脇に荷物置きのブルーシートが大きく広がっていて、着替え用のテントとして一人用のキャンピングテントも用意されるなど一通り揃っていてとりあえずは問題なしと一安心。



スタートの20分前に簡単な協議説明とストレッチ。ハーフの参加者は64名でした。


コースは堤防の上の遊歩道が中心の片道5kmの2往復とちょっと。
(スタートと折り返しとゴールが全部同じ場所)




スタート前、周りの人が皆速そうに見えるのはいつになっても変わら無いのですが、今日のような人数が少ない大会だとなぜだか一段とみんな強者に見えて来る。



スタートは10時半。
直後に飛び出す速い方々につられないようにしつつもトレーニングでもあり、ある程度のスピード感を保つことを意識します。


ハーフなので半端の0.975km分を調整するため、スタート500m弱で折り返してスタート地点に一旦戻ってここから残り20kmスタート。



まずは最初の5km。微風快晴。
今日のシューズは買ったばかりのターサーエッジ。新しいからかとても気持ちよく足が跳ね上がるのに任せてピッチは速めに。




河川敷のコースは道幅が広いところは幅10m近くあるけど狭いところは2mほどのところも。そして散歩しているひとや、集団で走る野球チームの少年たちもいます。


ひときわ早いスピードですれ違うのは同じ大会のフル、30kmの参加者たち。それぞれ1時間と30分前にスタートしているのでも早くも折り返してくる。特にフルの上位陣はかく別速い。


そらは青く澄み渡り海を目指して走る♪(歩くだったか?)とsekainoowariの曲が頭の中で浮かぶほどの晴天。折り返してからは右手の川向うにきれいな富士山も見える。
(写真はスタート前に撮ったものです)



1往復して11km。
ここまで来るともう今自分の前を走っているランナーは誰一人抜けないだろうと観念しつつも先を行くランナーとの距離を見ながらペースを保つことに。


気温は当初予想より高めですが、給水所がスタート付近と5km折り返し付近。あと3km付近と多めに設置していただいています。



最後の折り返しを過ぎるといよいよ残り5km。この際最後まで気持ちよくゴールしたいので少しだけペースアップ。
ここまで 1~6kmは 4分44 6~11kmは 4分40 11~16kmは 4分47   最後の5kmは 4分35


ゴール後は受付テントで、ジュース、温かいスープ、チョコ、あめ、きゅうりがいただけました。


1時間39分24秒 で14位。
(順位だけはなにか勘違いしそうな数字ですが。。)



やはり天気が良いと走るのも気持ちがいい。
大会自体も規模は大きくないですが、スタッフの皆さんの感じもよくコースの途中で声もかけていただき、気分よく走ることができました。ありがとうございました。



帰りは松戸駅前で美味しいビールで検索したイタリアンでピザ&ビールで乾杯。



タイムの計測は手首につけるタイプ

(これは初めて)



買ってしまいました ~自分自身へのお年玉?~

きっかけは年末の練習ランでした。


いつものように河川敷を走っているとふくらはぎに鋭い痛みが。
右足そして続けて左。ふくらはぎの一番太くなっているところのそれぞれちょっと上と下。


思い出されたのは2年前の淀川寛平マラソン。同じような痛みから結局ぶちっと軽い肉離れでした。


取り敢えずその日は無事に帰り着いたものの、家に戻ってシューズの裏を見ると母指球のところと踵の外側がかなりすり減っていました。



別のシューズと並べてみると極端に傾いているのがはっきりと分かります。




年が明けて訪れたのは大阪でも何度も行った「STEP」さん。東京の店舗は初めての訪問です。


これまでアシックス一筋と言ってもおかしくないほどだったのですが、気になっているシューズはやっぱりナイキ。
箱根駅伝では新聞の記事にも出ていたし、店内のモニターにも箱根駅伝の録画放送が流れていて、興味そそられまくり。


そしてミーハーの空気をなるだけ出さないように(つもり)店員さんに最初に試着を頼んだのは ナイキ Zoom RIVAL 。


履いてみると意外と噂に聞いた厚底感や違和感がない。
説明によると比較的アシックス・ターサーに近いタイプのものとの事。
なにより1万円以下と価格が安い。


なるほど。。
と思いながらも見渡すとアシックス Tarther Edge が目に入る。

42%off の8千円切り⁈

安い。この前発売されたばかりなのに。


一気にこちらも気になる。


黒と黄色の虎色モデル。見た目もかっこいい。しかもお買いドク。


しかし噂のナイキも試してみたいし。。


悩みながら見渡すと向こうでみわこさんは Zoom Flyを買いそうな勢いで試着している。


ここは新年だしせっかくだから新しいものを試すべきだろう。


そう心に決めて店員さん次は荒れをお願いいいたします。と Zoom Fly を試着。


こんどは底が厚くて柔らかくだいぶふわふわした感じ。


店員さん曰く「靴自体の反発が強くないので脚への負担が少なくて長い距離をゆっくり走るのにいいです。」
え、速くでなくゆっくり?
続けて「普段の練習で反発の強い靴でしっかりと脚を鍛えて、本番のフルでZoomFlyで楽に走るという考えもありますよ」


意外な気持ちもありつつも魅力的な提案。

乗ります。買います。


続けて色はと聞かれてなんだかタガが外れてこちらの変わった色で。

箱根駅伝モデルでカラーだった。



結局千円UPで占めて1万7千円。


正月セールで消費税分10%引き。得したようなそうでもないような。



実際に走ってみると、確かに疲労が残りにくい印象。
これはフル本番で使う事にしよう。



となると練習はこれまでと同じくターサーか。



で、結局数日後。買ってしまった。。

Tarther edge



安かった。んだろうか本当は。

激しく散財。

年末30kラン ~R×L年忘れ荒川30kチャレンジ~

毎年年末はロング走が恒例でここ数年は街ランで30km前後を走っていましたが、19年末は初めての練習会に参加しました。


参加したのは「R×L年忘れ荒川30kチャレンジ2019」
荒川の河川敷をペース走で30km走る練習会です。


電車を乗り継いだJR赤羽駅から歩いて河川敷へ。
会場に近づくにつれて徐々にランナーが増えてきて、実は予想以上の規模かもと思います。


会場となっている河川敷には受付のテントの他に着替え場所、荷物預け、スポンサーブース、それに仮設トイレまであり、実際のレースの大会のように揃っています。


この日の参加ランナーは450人!! スタッフも沢山いて、実際になかなかの規模でした。


事前の申し込みでペースを選ぶので、キロ5分の組を選択。
他には、3分50、4分、4分15、4分30、4分45、5分20、5分40、6分と細かく区分が分かれていました。


スタート前には開会式、準備運動。
各々が自分のペースに合わせた何となくのスタート位置に整列して、簡単な説明や各目安ペースランナーさんの紹介と一連のイベントの後にそろりと一斉にスタート。
練習ラン開始。



スタートしてきょろきょろを周りを見渡すとすぐ近くには5分20のビブスのランナーさんが。ぐずぐずしてると集団がペースごとに分かれてしまうので早めにペースを上げて5分の集団に移動。


ざっと見たところ、キロ5分の集団は30名位と言った感じです。
ペースランナーさんを先頭に横に4~5人で縦に10名弱の一塊になって進みます。



コースは荒川の河川敷の舗装道路。
スタートから上流方面に向かって3km行って戻ってくる周回コース。30kmチャレンジなので1周6km×5周です。


キロ5分を選んだのは、もちろんフル3時間半のためには5分での安定した走りを身につけることが必要と思ったから。
最後までペース乱さずついて行くことが目標です。


他のペース集団を見ると一番多いのが4分15の集団でした。サブスリーですね。



序盤、普段の大会ではいきなりキロ5分になることが無かったので若干の不安がありましたが、集団の中で位置を変えているうちにいつしか普段より早くに体が慣れてきました。


ペースが安定してくると、気になるのが「意外と走りにくい。」こと。
普段、大会では混雑を避けるため集団の中に積極的に身を置くことがないので、敢えて集団に留まるために、周囲との距離間やポジション、ペースの上げ下げに対応したりと結構気にすることが多いなと思いました。


特に河川敷のコースは道幅がそれほど広くない上に、往復なので他のペースの集団とすれ違う時などにどうしてもスピードの上げ下げが出てしまいます。
この辺も逆にいえばその都度ペースを戻すのは大事な練習だなと思いました。



2周終えて10kmを超えると順調に体が馴染んできて、むしろちょっと遅く感じてしまうほど、きっとこの辺で調子こいてスピードを上げてしまうのが普段の失敗のもとかも。
今日は自分の印象を考えず安心してペースを任せられます。



順調に進んで3周目に入ったあたりで、徐々に集団の中でも前の方にポジションを移してゆきました。
集団の中でしばらく観察の結果、どうやら前の方が安定しているようだとの結論に。高速道路で1台がブレーキを1秒かけると、後ろの車が2秒。その後ろが今度は3秒となり後ろの方は止まってしまうという自然渋滞発生理論。マラソンの集団でも同じ理論と認定。



前の方に位置を変えて迎えた4周目の前半。20kmを超えたところで一緒にキロ5分の集団で走っていたみわこさんが、焦れてしまったのか集団から飛び出しました。
マジか。と思ったけど確かに自分もちょっとペースに余裕を感じていたので、まあそうだろうなと思い、自分も5周終わって余裕あったら前に出ようと決めます。



しかし、 4周目の折り返しのとこで集団のペースが落ちた時、ふっと集団から少し前に出てしまったのをきっかけに成り行きで飛び出すことになってしまいました。


タイミング的に予定よりもちょっと早いしまだ9kmあるけど、まあいいかとそのままマイペースに切り替えて走ることに。



一人になって思ったこと。
1つ、走りやすくて気持ちがいい。 団体の練習は大事だと思いながらもマイペースはやはり楽しい。
2つ、風がキツイ。 団体の中にいると気づいていないメリットがあった。 集団で協力するのは大事だ。


つい勢いで飛び出してしまったが、ひとりになって気になるのは「追いつかれたらかっこ悪いな。」
なので、実際には見えない後ろを気にしつつペースを一定に保つことに注意します。


4周を終えると残り1周。距離としても24kmを超えるのでフルでも調子によってはペースを保ちにくくなるあたり。
ちょっと早めに出てしまったので、あと6kmは自分の中でも余裕がなくなってきました。
時計を見ると走りが固くなりそうなので、自分の体感でのスピード感を重視することに。


最終周になるとさっきまで同じ集団にいた人たちに抜かれ始めました。ペースランナーの方には追いつかれていないので、最終周を目安に上げることにしていた人は多かったみたいです。


ラストの折り返し。自身としてはラストスパートのつもりでも全然スピードが上がってこないのを実感です。既に27kmなのとロングスパートになったのが無理があったみたいでした。


なんとか極端な失速は免れて2時間半弱でゴール。
最後は余裕がありませんでした。


キロ5分については中盤までは割と余裕を持って走れていたのは収穫でした。ただ逆に終盤に余裕が無かったのはまだキロ5分で42km走る力不足なのだなとも思いました。




始めてのペース総練習。年末の締めくくりにはふさわしかったのでは。
次に出ることがあれば、4:45で行けるとこまで行くか、最後まで5:00から出ないか迷いますが、もう一度シーズン中に機会あればやりたいと思いました。



荒川河川敷


会場遠景



会場ブースと青い空


終わった後はやっぱりコレ