何はなくとも漫遊走

ふらふらとマラソンと山登りについて書いてます。。

時々山登りも。

みえ松阪マラソン2023 〜寒風の中スタート。見所多い前半〜

この日は風が強くてスタートブロックに入るとランナーはみんな少しでも暖かくと日の当たるところに集まってます。

寒くて早く走りたくなるのは久しぶりの感覚。



セレモニーでの野口みずきさんの掛け声は牛にちなんで、えいえいモー!でした。

瀬古利彦さんはいち、にっ、さん、ダー。


朝9時、スタート!

会場のクヌギ文化ホール前を左手に曲がり、まずは住宅街の街並み。

そこから一旦東に向かって高架橋で線路を越えて国道に入り北上する事となります。


後で知りましたが国道エリアはは全日本大学駅伝のコースになっているとの事。

確かに広くてフラットで走りやすいです。コース沿いには大型の店舗が並び応援も多いです。


この日の北寄りの風がほぼ正面から吹くので北上中は結構キツいです。

4kmをs付近でそのまま折り返しになるので今度は追い風。楽にはなりますが前半としてはオーバーペースに要注意どころ。

7kmでふたたび折り返してまた向かい風。しばらく行ってから前に通った高架橋を越えて市街地エリアに戻りました。


まだ9km手前ですが、風とアップダウンでペースが上げ下げしてなんだかとても長かった気がします。


コースは一旦市街地をスタート地点の近くまで戻ってゆき、松坂城址前から松阪駅までの中心部にはいります。

ここは今朝会場向かうのに歩いた所。応援の方々が多くて雰囲気が一変しました。


松阪駅は大きな鈴のオブジェがあり、少しレトロで趣があります。(写真は電車で到着時に撮ったもの)



松阪駅前を折り返して、賑やかな中心部から離れて徐々に景色は郊外化してゆきます。


12km程で右に折れて進路は北西寄りに。

開けた田園地帯で正面に山並みが見える風光明媚なエリアです。

ですが、折り返しの農業公園まであと数キロとなったあたりからこの日一番の向かい風が襲いかかってきました。

遮るものが何も無くモロに真正面からで何度か止まってしまいたくなりましたが、とりあえず走り切ることができ、折り返しの農業公園に到着。


こちらの松阪農業公園ベルファームには本日最大のエイドがあって、お楽しみ給食となっています。

種類が多くて全部は無理なので温かい汁物をいただきました。


その他賑やかな応援もあり、寒風を凌げてホッとする時間でした。ボランティア、応援の皆様も寒い中でありますが感謝です。


公園を出ると真逆の追い風で予想外はペースが上がりますが、それも長くは続かずコースが右に折れてまた風の中へ。

結局強風だと左右の横風もそれなりにキツいので真後ろからの追い風以外は全部大変です。


再びの田園風景にところで、付近の小学校の児童が描かれたのぼりが道の両側に並んでいる直線路の場所がありました。とても雰囲気が良く写真撮りたかったです。


更にその先のエイドがでは松阪牛のサイコロステーキが。結構しっかりとしたサイズで堪能いたしました。


そして何度か左右に曲がり工場地帯を抜けていよいよ30kmのラスト3分の1に入って来たところでコースは山の中、文字通りのレースの山場を向かえる事になりました。


大会案内(肉!)


みえ松阪マラソン2023 〜四日市前泊から松阪城址見学〜

12月17日にみえ松阪マラソンへ出走いたしました。


三重県に行ったのはこれまで伊勢神宮と鳥羽水族館、あとは仕事で1度行った程とあまり多く無いというか少ない方になります。

先の伊勢志摩に鳥羽、他にサーキットの鈴鹿、工業地帯の四日市、県庁所在地の津、伊賀、亀山、そして松阪といったピンポイントでは聞き覚えのある土地もそれぞれ訪れた事がない縁の薄い県でした。


松阪マラソンは応募しそびれた昨年が第一回目で今年は第二回目のまだ歴史は浅い大会とはなりますが、三重県では唯一のフルマラソンの大会となっており、大会ゲストも三重県出身の瀬古利彦さん、野口みずきさんとマラソン界の著名人が2人も揃ってやってくるなどバックアップも厚く楽しめそうな期待大です。


東京からの参戦では前泊が必須ですが、松阪市内での宿が確保できずだいぶ手前の四日市駅前に宿泊となりました。四日市から松阪までは近鉄とJRのどちらでも1時間ほどの距離となりますが、ホテルが多く特急も停まるので前乗りの基地には手頃かと思っての選択でした。


新幹線内で昼食をとり名古屋で近鉄に乗り換えて到着。

重たい雲が掛かった空模様もあってか駅前に少し寂しい印象を持ちながらホテルへチェックイン。前日が会社の忘年会で少し疲れもあったので部屋で休憩しながら、どこか近場で観光できる場所と夕飯のお店を検索。


結局、観光には出かけずでしたが、調べたところ、四日市のソウルフードはトンテキとの事でしたので、繁華街のアーケードの中の人気店へ出かけることにしました。

それで選んだお店「一楽」さんのトンテキがこちら



厚切りで大ぶりに切り目を入れたボリュームたっぷりの豚肉が甘い醤油の味付けでトンテキに仕上げられていました。

カーボローディングを意識して定食でなく、単品のチャーハンを付けてしまいましたが、さすがに多過ぎました。


アーケード街の入り口、四日市市のマスコットキャラクターは妖怪の男の子(こにゅうどうくん)です。



食事後はブラブラと軽くアーケード内を散策して翌日に備えてホテルで就寝いたしました。



そして翌朝、6時台の特急で松阪まで早めの電車で運よく座ってゆくことができました。


ようこそ松阪へ(本日一日よろしくお願いいたします)



駅からはシャトルバスもありましたが、多くのランナーたちに混って徒歩を選択。

朝の静かな商店街から折れた古い街道は松阪が古くからの街だと印象を与えてくれます。



ここで一旦、会場に向かう人並みから外れて松阪城址を見にゆく事にします。マラソンのコースでも近くは通るのですがせっかく早く到着したので立派な石垣の上に上がってみたくなりました。



城址からの朝日(いい朝日です)



軽く寄り道しましたが、会場には無事到着。着替える時間もトイレに並ぶ時間もありスタート前に焦らされる事もなく順調に準備が整いました。

難点はただ寒い事。

空は快晴と申し分がないのですが、冷たく強い北風が吹き続け嫌な予感が…。





東北・みやぎ復興マラソン2023 〜ゴールそして帰京〜

穏やかな好天の中、無事ゴール。


記念の完走メダルは石巻市の名産「雄勝石」製



着替えた後、外のマルシェでランナー向けのフカヒレスープをいただきました。



マルシェ内で記念撮影会をしている川内優輝さんやテレビのレポーターで来ていたアルコピースのお二人を遠目に眺めたりしたあとにほぼ偶然的にTHさん夫妻に合流できました。

その後、お二人のご好意でお風呂をご紹介いただき、ゆっくりと汗を流すことができました。

本当に感謝です!



お風呂にゆく途中で本日走られていたハリー杉山さんを見かけて声を掛けたところ、非常に気さくにランナーズトークに応じてくれました。

とても感じの良い方でした。


お風呂のあとにTHさん夫妻ともまたの機会を約束してお別れ。

そのあとは新幹線の時間まで駅の寿司屋で夕飯。ここではカウンターの隣の席の方も今日走ったとのことでここでもランナーズトーク


本当にいろんな方に会ったり、お話したり、見かけたり、の二日間でした。

もちろん直接の接点はなかったかも知れませんが大会を支えて下さった皆様も含めて、とても楽しい時間を共有いただき大感謝です。

ありがとうございました。



寿司屋にて



夕食後に前日と同じ店でまた たい焼き



帰りの新幹線内で、お腹いっぱいなのでお土産多め